シシトウは夏野菜として有名ですよね。
てんぷらにしても美味しく、
炒めても美味しいです。
シシトウは丈夫で育てやすく、
家庭菜園にも向く野菜の1つでもあります。
そこで今回は、
シシトウの育て方について
上手に美味しく育てるコツを紹介します。
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目次
シシトウの種類について
シシトウ
小果で、尻のへこみに特徴のある長円筒形の青トウ。
果色は鮮緑色でテリがあり、そろいがよい。
草勢は旺盛。草姿は開張性で着果数が非常に多い。
小葉で節間が短く、作りやすい中早生の多収種。
果肉はやわらかく、焼いたり、天ぷら、油炒めなどに適する。
⇒シシトウ
伏見甘長
辛味がまったく出ない細長の甘とうがらし。
江戸初期から栽培されている京野菜。
早生で性質強健。
よく繁茂して果形一〇~一五センチぐらいの
果実が一株に二〇〇個ほど着果する。
⇒伏見甘長
万願寺とうがらし
長さ十五センチ、重さ十五グラムほどの大型の甘唐辛子。
果肉がピーマンなみに肉厚で、
種は少なく、独特の風味があって美味。
伏見甘長唐辛子と、
明治期に伝来したピーマンとの交雑で生まれた。
ひもとうがらし
果長十センチ前後、
太さは鉛筆より細く五、六ミリ。
京都の「伏見甘長唐辛子」が変化した物と言われる。
形は日光唐辛子に似ているが辛くない甘とう。
多果性で収量が多い。
平成一七年奈良県の「大和伝統野菜」に認定された。
シシトウの育て方について
シシトウの種は、発芽適温が28~30度と高温で、
苗になるまでに70~80日ほどかかります。
嫌光性種子で、日光に当たると発芽しないので、
種へ土は多めに被せてください。
その後、土が乾かないよう水やりをして温かいところで管理していきます。
本葉が10枚ほどになったら、鉢やプランター、地面に植え替えます。
シシトウの種まきの仕方について
使用する道具
育苗ポットで種を育てるときは、
3号ポット(直径9cm)の中心に3粒ほど種をまきます。
嫌光性種子で、日光に当たると発芽しないので、
種へ土は多めに被せてください。
その後、土が乾かないよう水やりをして温かいところで管理していきます。
本葉が10枚ほどになったら、鉢やプランター、地面に植え替えます。
培養土は、種まきに適した
種まき培土か、ポット用培土を使用します。
発芽したばかりのシシトウ苗は、
以下のような形をしています。
土づくりについて
使用する道具
日当たりがよい場所を選んで、
植え付ける2週間前から土作りをしていきます。
まずは、耕した土1㎡あたり両手いっぱい(100~150g)の苦土石灰を加えて、
よく混ぜあわせます。
そして、1週間寝かせたら腐葉土や堆肥、
油かすなどを混ぜてさらに1週間寝かせた後に植え付けていきます。
土の水はけが悪いようなら、高さ10~15cm、
幅40~60cmの畝を作ってもよいですよ。
株同士の間隔は30cm空けるようにします。
土壌のpHは6.0~6.5が適しています。
酸性に偏っていれば、
苦土石灰をまきます。
土壌酸度計があれば、それぞれの植物に合った土づくりに便利です。
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シシトウの肥料の与え方について
使用する道具
シシトウは、茎葉を伸ばしながら次々と実をつけていくので、
栽培期間を通じて肥料切れを起こさせないように、
定期的に追肥します。
初期からリン酸を効かせることで、
実付きがよくなります。
肥料には、化成肥料や配合肥料・液肥などがお勧めです。
液肥の場合は、
1番果を収穫した時に、追肥を始めます。
1週間に1回、500倍に薄めた液体肥料を、
水やり代わりに施します。
次々に実がつくので、
疲労させないように追肥を忘れないように施しましょう。
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シシトウ苗を整枝・誘引します
1番果がついて肥大し始める頃、
わき芽がのびてきます。
主枝と勢いよくのびるわき芽2本を残し、
それより下からのびるわき芽は全て取り除いて、
「3本仕立て」にします。
このとき、長さ150cmの支柱を2本を60度の角度でX型立て、
それぞれの枝をしっかりと結び留めて誘引しましょう。
生長とともに枝が込み合ってきたら、適宜枝を剪定します。
シシトウを収穫しましょう
花が咲いてから15~20日後、
実の大きさが5~7cmほどになったら、
ししとうの収穫のタイミングです。
実を残したまま長く置いておくと、
株が消耗するので早めに摘み取っていきましょう。
実の付け根からハサミで切り取るだけです。
シシトウの病害虫対策について
シシトウの害虫対策について
使用する道具
アブラムシ
カメムシ
シシトウの病気対策について
使用する道具
うどんこ病
まとめ
シシトウの栽培の注意点は、
唐辛子の近くで育てないことです。
唐辛子の花粉を受粉してしまうと、
辛いシシトウになってしまいます。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の野菜の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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