春キャベツの育て方について 上手に美味しく育てるコツを紹介します

キャベツには、
春に収穫するキャベツ、
初夏に収穫するキャベツ、
冬に収穫するキャベツがあります。

春に収穫する春キャベツは、
柔らかくて大変おいしいキャベツです。

そこで今回は、
春キャベツの育て方について
上手に美味しく育てるコツを紹介します。

 

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春キャベツに品種について

湖水

作りやすく、食味・食感にすぐれるおいしいサワー系!

萎黄病に抵抗性で、食味・食感にすぐれる
冬~早春どりのサワー系。
玉はツヤがあり濃緑色。

形状は甲高でしまりがよく、肥大性にすぐれる。
肉質はやわらかくて甘みに富み、品質・食味良好。
低温結球性にすぐれ、播種期幅が広い。

また、耐寒性にもすぐれ、収穫期の幅も広く多収。

キャベツ 湖水

 

 

春のかほり

 

晩抽・圃場貯蔵性にすぐれ早春どり可能なサワー系!

晩抽性にすぐれるため、暖地の遅まき早春どり栽培が可能。
また裂球が遅く、腐敗性病害にも比較的強いため、
上昇気温下となる早春どりでの圃場貯蔵性にすぐれる。

外葉は大型だが、草姿は中立性なので、
玉肥大・そろいがともにすぐれ、栽培容易。

形状は甲高扁円で安定し、
球色は鮮濃緑色で低温期のアントシアン色素の発生が少ない。
葉肉は適度な厚みで歯切れがよく、良質性にすぐれ生食用に最適。

萎黄病抵抗性で安心して栽培できる。

 

 

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春キャベツの育て方について

秋にまいて春の収穫に適するキャベツで、
トウが立ちにくく、家庭菜園でも簡単につくれます。

球は1.3kg前後、やわらかくておいしく食べられます。

 

大きく充実した球をならせるには、
追肥と土寄せをしっかりと行い、
外葉を大きく葉数を多く育てることが大切です。

播種(種まき)から収穫までの日数は、
約110日〜140日となります。

 

 

 

春キャベツの種まきの仕方について

 

使用する道具

 

ポリポットに3粒ずつ種をまき、
軽く覆土して、たっぷりと水をやります。

 

 

 

本葉2枚の頃に間引きをして、
1本立ちにします。

秋まきは涼しく管理して育苗します。

 

培養土は、種まきに適した
種まき培土か、ポット用培土を使用します。

 

 

 

発芽したばかりのキャベツ苗は、
以下のような形をしています。

 

 

土づくりについて

 

使用する道具

 

植え付け2週間前までに、堆肥・元肥を入れて畑を耕しておきます。

株間30〜45cmほどを確保して畝を立てます。

キャベツは土壌中の湿度が高いと根腐れが起きやすくなるため、
高畝にして水はけをよくしておきます。

 

pHは5.5〜6.5が目安です。
尚、pH5.0以下では「根こぶ病」の発生が多くなるので注意が必要です。

酸性に偏っていれば、
苦土石灰をまきます。

土壌酸度計があれば、それぞれの植物に合った土づくりに便利です。

 

 

 

キャベツ苗を植えていきます

本葉5〜6枚の頃が、定植の適期です。
株間30〜45cmほどで、畑に定植します。

定植の前にポットごと水につけて吸水させておくか、
定植後たっぷりと水をやります。

植えた苗がしおれてしまわないように、
炎天下の日中は避け、日差しが和らぐ夕方などに植え付けます。

キャベツの株間を広くとって育てると、
大きく生長しそうな気がしますが、
逆に生育が遅くなり、
結球も遅れがちで葉が固くなってしまいます。

キャベツは他の株との共生を好む野菜なので、
株間30cmほどで密植栽培することで、
株どうしがお互いに助け合って生育が促進されるという特徴があります。

 

 

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キャベツの肥料の与え方について

 

使用する道具

 

キャベツは、肥沃な土を好みます。
結球させるために、初期育成を促して外葉の展開を早めることが大切です。

葉を育てる野菜ですが、
窒素だけでなくカリの吸収量も多く、結球期に入ると急増します。

肥料には、
バランスのとれた配合肥料や、
葉物野菜用の液肥「住友液肥1号」がお勧めです。

 

 

配合肥料は、
苗の植え付け後、約3週間経った頃に与えます。
2回目の追肥は、植え付けから6週間経った頃に与えます。

液肥の場合は、1週間毎に2~3回与えます。

 

 

 

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十分に育ったら収穫します

球が肥大した頃、手でギュッと押さえてみて、
固く締まっていたら収穫時期です。

外葉を広げて球を少し傾け、
株元を包丁で切って収穫します。

尚、球が小さくても、固く締まっていれば、
それ以上大きくならないので収穫してしまいます。

 

 

 

 

キャベツの病気や害虫対策について

キャベツの害虫対策について

使用する道具

 

キャベツの害虫は、
アオムシ・ヨトウムシ・コナガが代表種です。

定植したら、アオムシや芯食い虫などの害虫を防ぐために、
トンネルに防虫ネット
もしくは、寒冷紗を掛けておきます。

特に夏まき、秋まきでは、害虫がつきやすいので要注意です。

葉の中心の柔らかい茎を食べる「芯食い虫」、
外葉を食べる「アオムシ」や「ヨトウムシ」は、
見つけたら随時ピンセットでつまみ出しておきましょう。

農薬としては、
オルトランやスミフェートがお勧めです。

 

 

キャベツの病気対策について

 

使用する道具

 

ベト病

葉の脈に沿って淡黄白色の斑点ができ、
病斑の裏に白カビが生える。

殺菌剤「STダコニール1000」を散布して、予防しましょう

 

 

 

根こぶ病

根にこぶを多数形成し、水分や栄養吸収を妨げるため、
発育不良になる。

ネビジン粉剤を使用します

 

 

軟腐病

結球の地際部や頭部が褐変しべとべとに腐敗して、
独特の悪臭を放つ。

「ヤシマストマイ液剤20」などが有効です。

 

 

まとめ

キャベツは、秋まき時には注意が必要です。

本葉が10枚程度の大きさになると低温で花芽ができ、
気温が上昇するとともに抽台(とう立ち)するので、
冬越しが必要な秋まき栽培の場合は、
植えつけ時の苗の大きさが大きなポイントとなります。

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他の野菜の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

野菜の育て方について(目次)

 

 

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