葉ねぎの育て方について 上手に美味しく育てるコツを紹介します

野菜の育て方

葉ねぎは、薬味として
かかすことのできない野菜です。

炒め物や和え物、お吸い物など、
様々な料理に使われており、
中でも九条ねぎが有名ですよ。

プランターさえあれば簡単に育てることができるので、
家庭菜園で野菜の栽培を楽しみたい方にはおすすめです。

そこで今回は、
葉ねぎの育て方について
上手に美味しく育てるコツを紹介します。

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目次

葉ネギの品種について

九条葉ねぎ

育旺盛な葉ネギで、暑さに強く家庭菜園に向きます。

葉・葉鞘ともに細く、やわらかく香りがよいので、
薬味として利用します。

大株にすると10~15本に分けつします。

九条葉ねぎ

 

 

万能小ねぎ

薬味として利用する小ネギで、
春から秋まで作れます
たねまき後60~70日で草丈40cm前後、
太さ5~7mmが収穫適期です。

葉身の伸びが良く鮮やかな緑で、
香気があり食味の良い品種です。

万能小ねぎ

 

 

万能葉ねぎ

生育旺盛な強健種で伸長性のすぐれた良質の葉葱です。
プランター、箱等で簡単に作れるので家庭菜園に最適種です。

万能葉ねぎ

 

 

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葉ねぎの育て方について

ねぎは大きく分けて、
白ねぎと葉ねぎがあります。

葉ねぎは、みそ汁などに使用されるねぎです。

白ねぎは、主になべ物に使用されます。

 

葉ねぎの栽培時期・栽培スケジュールは次のようになります。

 

 

 

 

土づくりについて

 

使用する道具

 

鉢植えやプランターは、
市販の野菜用培養土を使って育てます。

地植えは、種まきや苗植えの2週間前に苦土石灰を土に混ぜ込み、
1週間前に腐葉土や黒土を
さらに混ぜあわせて耕しておきます。

そして、10cmほど土をもり、幅1~1.5mの畝を作ります。

 

pHは6.0〜6.5が目安です。

土壌酸度計があれば、それぞれの植物に合った土づくりに便利です。

 

 

 

 

葉ねぎの種を蒔きます

生育に適した気温は15~20度なので、
種まきは3~4月か、8~9月が適期です。

ただし、寒い地域では気候が穏やかになった、
5月中旬~7月頃にまくようにすると安心です。
1cm間隔で土に穴を空け、種を2~3粒まきます。
そして、軽く土を被せ、
水をたっぷりと与えたら新聞紙や不織布を被せます。

日向で管理し、発芽したら、
株同士の間隔が2~3cmになるよう間引きます。

葉っぱが4~5枚になったら、
苗が2~3本になるよう間引きます。

発芽したばかりのネギ苗は、
以下のような形をしています。

 

 

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葉ねぎの肥料の与え方

 

使用する道具

 

地植えは、植え付ける1週間前に、
野菜用のゆっくりと効く
緩効性化成肥料を土に混ぜておきます。

 

その後は、鉢植え、プランター、地植えにかかわらず、
7~10日に1回液体肥料を与えるか、
10~15日に1回化成肥料を施しましょう。

 

 

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十分に育ったら収穫します

植え付けてから60~70日後、
草丈が30~70cmくらいになったら収穫のタイミングです。

 

 

株全体を抜き取るか、
株元から2~5cmのところで切り取って収穫しましょう。

根と茎を少し残しておくと、
新しい茎ができ、何度も収穫して楽しむことができますよ。

何回か収穫をしたいときは、
茎を切ったときに肥料を与えてください。

 

 

葉ねぎの病害虫対策について

葉ねぎの害虫対策

 

使用する道具

 

アブラムシ

殺虫剤「ベニカR乳剤」や殺虫殺菌剤「ベニカグリーンVスプレー」を散布しましょう。
植えつけ時に殺虫剤「GFオルトラン粒剤」を植え穴に、さらに生育時には株元へ散布しておくと、アブラムシの発生を抑える効果が持続します。

 

ネギアザミウマ

殺虫剤「モスピラン粒剤」、「ベストガード粒剤」を植えつけ時に土に混ぜて苗を植えます。発生したら、「ベニカベジフルスプレー」、「ベニカ水溶剤」、「家庭園芸用スミチオン乳剤 」を散布して退治しましょう。

 

 

ネギハモグリバエ

「ベストガード粒剤」を植えつけ時に土に混ぜるか、収穫7日前までに株元に散布して退治します。発生したら、殺虫剤「ベニカ水溶剤」、「家庭園芸用マラソン乳剤」を散布して退治します。

 

 

ネキリムシ

土の中に潜み、根を食害する。ダイアジノンが効果的です

 

 

 

葉ねぎの病気対策

 

使用する道具

 

べと病

殺菌剤「STダコニール1000」を散布して、予防しましょう

 

 

ネギ さび病

殺菌剤「STサプロール乳剤」や、有機農産物栽培に使える殺菌剤「カリグリーン」を散布しましょう。
白絹病には、殺菌剤「石原フロンサイド粉剤」を土壌混和し予防します。

 

 

 

まとめ

葉ねぎは、
プランターでも簡単に育てることができます。

必要な時だけ、収穫して、
根と茎を少し残しておくと、
新しい茎ができ、何度も収穫して楽しむことができますよ。

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他の野菜の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

野菜の育て方について(目次)

 

 

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