パッションフルーツは、
時計草の中で実が食用になるもので、
ユニークな形の花と高貴な香りとさわやかな、
酸味のある果実が特徴です。
固い皮の内側にゼリー状の実と種が詰まっていて、
香りや風味が良くジュースにピッタリです。
つる性の多年草で病害虫がつきにくいので育てやすく、
グリーンカーテンにもおすすめです。
そこで今回は、
パッションフルーツの育て方について、
紹介します。
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目次
パッションフルーツの花言葉について
パッションフルーツの花言葉は、
「聖なる愛」「信じる心」です。
パッションフルーツの「パッション」は、
「キリストの受難」という意味です。
パッションフルーツの育て方について
土づくりの仕方について
市販の果樹用培養土に、
2割ほど川砂を混ぜ込んで使用します。
自分で配合する場合は、
赤玉土(小粒)3:鹿沼土2:腐葉土3:バーミキュライト2、
または鹿沼土7:腐葉土3で混ぜ合わせて使用します。
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植えつけ方について
日当たりと風通しの良い場所で育てます。
熱帯植物なので、20℃以上が生育適温になります。
肌寒くなってきたら、
暖かい室内に移動しましょう。
植えつけの時期は、4~5月です。
植え穴は深さ50cmほど掘って、
腐葉土と化成肥料を混合し元肥とします。
⇒腐葉土
ただし肥料が直接根にあたらないように注意します。
また、風で株が揺られると生長が遅くなるので、
植え付けた苗には支柱を立てて、紐でしっかりと誘引します。
水やりの仕方について
パッションフルーツは、
水切れに弱い植物なので、
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出る位、
たっぷりと水を与えます。
また、鉢植えの場合は、
受け皿などを使い、水切れに注意します。
地植えの場合も、
真夏の乾燥する時期に果実が成熟するので、
水切れには注意します。
肥料の与え方について
植えつけの時に、
少し多めの元肥を施します。
生育初期は液肥を1週間に1度やったり、
窒素系肥料をあげます。
⇒化成肥料
ある程度株が充実したら窒素系肥料は控えめにし、
花と実をつけさせるためにりん酸肥料を施します。
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増やし方について
挿し木で増やします。
挿し穂は、
脇芽が萌芽した葉色が濃い枝を使用します。
挿し穂が安定するように、
挿し穂の半分くらいを目安に斜めに挿します。
発根の適温は25度前後ですので、
温度が足りない場合は加温が必要になります。
挿し穂後は直射日光や雨、風があたらない
排水と通気性の良い場所におきます。
病害虫対策について
害虫はほとんど発生しませんが、
新芽にアブラムシが発生することがあります。
アブラムシには、オルトランが効きます。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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