レモンの育て方について 肥料の与え方・増やし方・病害虫対策など、元気に育てるコツを紹介します

レモンは、割と簡単に育てることが出来ます。
自家受粉なので1本だけでも実が付き、
一般家庭の鉢植えでも十分育てることができます。

成功するためには、
いくつか要件があり、
レモンは、温暖な気候で直射日光を受けるような環境で育てます。

そこで今回は、
レモンの育て方について、
紹介します。

 

 

 

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レモンの品種について

レモンの主な品種には、
ユーレカレモン、リスボンレモン、メイヤーレモンなどがあります。

 

 

 

 

ユーレカレモン

ユーレカレモンは、一般的なレモンの品種で、
酸味があり、ジューシーな果肉を持っています。

一般的な丸い形をしていて、
良く使用されています。

ユーレカレモン

 

 

 

 

リスボンレモン

リスボンレモンは、ユーレカレモンと似ていて、
酸味が強く、多汁です。

ユーレカレモンよりも、長細い形をしています。

リスボンレモン

 

 

 

 

メイヤーレモン

キナモンのような香りが特徴的な品種で、
酸味が少なく、甘みが強い品種です。

また、果肉は柔らかく、
黄色とオレンジ色の彩りを持っていて、
甘みが強い特徴があります。

メイヤーレモン

 

 

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レモンの育て方について

土づくりの仕方について

レモンは良好な排水能力を持つ用土に
植えることが重要です。

 

市販の果樹用の培養土がお勧めです。

果樹用培養土

 

 

自分で配合する場合は、
小粒の赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜて使用します。

 

 

 

 

植えつけ方について

レモンの植えつけ適期は春です。
3月~4月に植えつけます。

レモンを地植えして複数の株を育てる場合、
苗どうしの間は6m以上の間隔が欲しいところです。

苗木を植えるときは、深植えにならないよう注意します。
接ぎ木部分が土から出るように調整しましょう。

 

レモンの苗を購入するときは、
葉っぱが寒さに当たっていないか、
注意します。
レモンは寒さに弱いので、寒波に当たると、
葉が痛んでしまいます。

 

 

 

水やりの仕方について

レモンは乾燥を嫌うので、
水やりは重要です。

水を与えず、株がしおれてしまうと翌年にダメージが残り、
実つきが悪くなります。

 

鉢植えの場合は、
土の表面が乾いたら、
しっかりと水を与えます。

 

地植えの場合は、
特に水やりの必要はありません。
自然の雨のみで大丈夫です。

ただし、
雨が降らずに乾燥した日が続いたときのみ水やりしましょう。
目安は2週間です。

 

 

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肥料の与え方について

レモンは、たくさん実をつけるので、
割とたくさんの肥料を必要とします。

3月に春肥、5月と7月に夏肥、
9月、11月に秋肥の年5回、
油かす系統の有機質肥料を与えます。

有機肥料

 

 

 

 

剪定の仕方について

レモンは、直射日光を好みます。

春の選定では、
枝をすっきりさせて、
日光をすべての葉っぱに届けます。

 

混み合っている部分の小さな枝を、
取り除くように枝元から切っていきます。

交差している枝や下方向に伸びている枝を切り取ります。

このとき、春に伸びてきた枝をカットしないように気をつけます。
新しい枝を残しておくと、翌年の春に花をつけ、実がなります。

 

 

 

 

摘果の仕方について

摘果をしないと、レモンの実がたくさんなり過ぎて、
一つ一つの実に栄養が行き届きません。

7月~8月に、
木の下のほうについている小さな実から順に摘み取ります。

目安は、25枚の葉に、1つの果実です。

 

 

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冬越しの仕方について

レモンは温暖な気候を好むので、
寒さは苦手です。

-3℃を下回る場合は、
対策が必要です。

 

地植えの場合は、
木全体を不織布で覆います。

 

鉢植えの場合も、
屋外や軒先などで管理するなら覆いをかぶせます。

室内へ取り込んでおくのも良いですが、
日当たりや風通しが悪いとレモンが弱ってしまいます。

不織布

 

 

 

 

レモンの病害虫対策について

レモンの害虫対策について

アブラムシや青虫やカミキリムシが発生します。

 

アブラムシが増えるとその排泄物から、
ウイルス性の病気を誘発することもあるので、
早めに薬剤などで対処しましょう。

青虫は、
柔らかい新芽から葉っぱを食べてしまうので、
見つけたら捕殺しましょう。

アブラムシや青虫には、
マラソン乳剤を使用します。

マラソン乳剤

 

 

 

 

カミキリムシは、
レモンの木に卵を産み付け、
幼虫は内部で木を食べてしまいます。

木が枯れてしまうこともあるので早めに駆除しましょう。

 

カミキリムシには、
園芸用キンチョールEを使用します。

専用ノズル(3方向噴射式)で、
柑橘やイチジクの樹幹に食入した
カミキリムシ(ゴマダラカミキリ、クワカミキリ)を効果的に退治します。
専用ノズルを折りたためば、
アブラムシ、ケムシ、ハダニなどの害虫退治にも使え、便利です。

 

細く長いノズルがついていますので、
穴の中へ突っ込んで噴霧してください。

 

園芸用キンチョールE

 

 

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レモンの病気対策について

レモンで注意したいのがカイヨウ病です。

葉っぱや果実かこすれあってできた傷から感染する、
レモンの大敵となります。

カイヨウ病になると葉っぱや実に斑点ができて、
木から自然落下してしまいます。

Zボルドーで対策します。

Zボルドー

 

 

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他の果樹苗の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。

果樹苗の育て方について(目次)

 

 

 

 

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