アボカドを食べた後に残った種は、
発芽させて育てることができます。
観葉植物としても人気があり、
種からアボカドを栽培して、
楽しんでみましょう。
アボガドは、栄養価がとても高く、
脂肪分を多く含むため「森のバター」といわれています。
そこで今回は、
アボガドの育て方について、
紹介します。
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目次
アボガドの育て方について
種まきの仕方について
種まきの時期は、
5~9月頃です。
アボカドからタネを取り出し、
ぬめりを取り除きます。
ぬめりは、発芽抑制成分が含まれているので、
しっかり取り除きます。
他ののとがった方を、
上側にして、園芸用培養土に植えます。
アボカドは水切れに弱いため、
植えた後は土が乾かないように水やりを忘れずに行います。
発芽に適した温度は20℃前後で、
植え込み後、1カ月程度で発芽します。
アボガドは、1本では実がなりません。
種から育てた場合は、実を収穫しにくいので、
実を収穫したい方は、
園芸店などで、接ぎ木苗を複数本購入しましょう。
花型が違う品種を2本以上植えることがポイントです。
⇒アボガド
種から植えたアボカドの実がなるまでは、
実に長く約5~6年はかかるといわれています。
土づくりの仕方について
市販の果樹用の土が適しています。
自分で配合する場合は、
赤玉土6、ピートモス3、川砂1の配合土を使用します。
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植えつけ方について
アボガドの植えつけの時期は、
5~6月です。
日当たりと風通しの良い場所を好みます。
アボカドは、寒さに弱いです。
冬にマイナス5℃を下回る地域では、
地植えを避けましょう。
ただし、アボカドの苗が小さいうちは、
より防寒対策に気を配る必要があります。
5℃以下になるときは、暖かい場所へ移動させます。
水やりの仕方について
土の表面が乾いたら、
しっかりと水を与えます。
肥料の与え方について
芽吹きの前の3月と、
暑さが落ち着いた9月下旬に、
有機肥料を与えます。
⇒有機肥料
剪定の仕方について
剪定をしないと、
樹高が20m近くなることもあるので、
剪定・摘芯をしながら大きさをコントロールします。
剪定のタイミングは4~6月で、
上に伸びる枝を切って成長を抑え、
できるだけ横方向に枝が広がっていくように、
形を整えます。
斜め方向や水平方向に伸びる枝を残し、
垂直に伸びる枝はカットするのがポイントです。
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収穫の仕方について
一般的なアボカドは、
11~12月頃が収穫時期ですが、
品種や地域によって、
3月や7~8月頃にとれる場合もあります。
熟す前に収穫したアボカドは、
1~2週間置いておきます。
保管はアボカドの追熟に適した、
25℃程度の場所で行います。
果皮が黒っぽくなったり、
柔らかくなったりしたら食べごろのサインです。
病害虫対策について
害虫対策について
枝が混むと枝葉に、
カイガラムシやハダニが発生することがあります。
剪定をし、て風通しをよくします。
害虫には、
ベニカ水和剤を使用します。
野菜、果樹、花など幅広い植物に使用できます。
有効成分が葉や茎から吸収されて植物体内にゆきわたり、
殺虫効果が持続する(アブラムシで約1ヵ月)。
すぐれた浸透移行性殺虫剤です。
また有効成分が葉の表から裏に移行しますので、
葉裏に隠れている害虫にも有効です。
コナジラミ、カイガラムシ、カメムシ、ケムシ、アオムシ、カミキリムシ、コガネムシ等の害虫にも効果的です。
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病気対策について
枝が混んで風通しが悪くなると、
葉に黒褐色の病斑が現れる炭そ病が発生することがあります。
炭そ病には、
エムダイファー水和剤を使用します。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の果樹苗の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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