グアバは熱帯アメリカに自生する、
トロピカルフルーツで、
日本でも沖縄や小笠原で、
野生化したものが見られます。
赤やピンクの果肉が印象的で、
ビタミンCやビタミンEなどが豊富なことから、
女性にも人気の果物です。
そこで今回は、
グアバの育て方について、
紹介します。
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目次
グアバの品種について
バンジロウ
九州南部以南ですと、地植えで育てることが出来ます。
それ以外の地域は、鉢植えで育てます。
4月~5月にかけて、
糸のような雄しべをたくさん広げた白花を咲かせます。
若い果実は淡い緑色で、
熟すと黄緑色になります。
完熟した果実は柔らかく独特の芳香があります。
果実は球形やだ円形、洋なし形など、
品種によってかたちは様々です。
重さも品種によって様々で、
50gから大きいものは500gにもなります。
ストロベリーグアバ
関東以南の温暖な地域で地植えでき、
それ以外は鉢植えで育てるのが一般的です。
実は甘みと酸味が絶妙に入り混じった、
まさにトロピカルな味です。
イチゴの甘い香りがするので、
ストロベリーの名前が付いたというのが定説だが、
香りは熱帯果実そのもの。
赤い実からイチゴを連想して、
この名前が付いたのではないかとも思える。
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グアバの育て方について
土づくりの仕方について
果樹用の培養土を使用します。
自分で配合する場合は、
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土を使用します。
植えつけ方について
グアバは、日なたを好みます。
日当たりが悪いと、
花が咲かなくなるので注意します。
また、冬は、
水を控えれば0℃近くまで耐えますが、
5℃以上ある場所に置いて管理するのが望ましいです。
植えつけの時期は、
4~5月です。
鉢植えで育てる場合は、
2~3年で植え替えをします。
水やりの仕方について
鉢植えの場合は、
土の表面が乾いたら、
しっかりと水を与えます。
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肥料の与え方について
花芽が形成される春に1回、
開花後結実し成熟するまでの夏に2回、
収穫後の秋に翌年のために1回、
有機質配合肥料を与えます。
⇒有機肥料
摘果の仕方について
充実した実をとるために、
余分な実を取り除きます。
摘果の時期は、まだ果実が小さい6月頃です。
葉っぱ10~15枚につき、
果実を1~2コ残して、あとは摘み取ります。
増やし方について
4月から9月に、
さし木でふやすことができます。
枝を5~7cmほどの長さで切って、
バーミキュライトや、
赤玉土小粒などの清潔な用土にさします。
3~4年後から収穫が期待できます。
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剪定の仕方について
収穫後の10月から11月に剪定します。
上方向に伸びる枝はつけ根で切り、
重なり合った古い枝、内側に伸びる枝も切って、
全体的に日光が当たるようにします。
病害虫対策について
害虫対策について
カイガラムシ、アブラムシが発生します。
枝や葉が混み合うと風通しが悪くなり、
カイガラムシが発生することがあります。
また、日照が不足しがちな場所では、
枝先にアブラムシが発生することもあるので注意します。
害虫には、
ベニカ水和剤を使用します。
野菜、果樹、花など幅広い植物に使用できます。
有効成分が葉や茎から吸収されて植物体内にゆきわたり、
殺虫効果が持続する(アブラムシで約1ヵ月)。
すぐれた浸透移行性殺虫剤です。
また有効成分が葉の表から裏に移行しますので、
葉裏に隠れている害虫にも有効です。
コナジラミ、カイガラムシ、カメムシ、ケムシ、アオムシ、カミキリムシ、コガネムシ等の害虫にも効果的です。
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病気対策について
すす病が発生します。
アブラムシやカイガラムシはが発生すると、
すす病の原因になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の果樹苗の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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