アンゼリカは、
アルプス、ピレネー、ヒマラヤ、シベリアの原産で、
寒冷地を好んで自生しています。
ヨーロッパでは悪魔を退ける神聖なハーブと考えられ、
万能薬として重宝されていました。
アンゼリカは胃液や胆汁の分泌を促するので、
消化不良や食欲不振にいいハーブです。
体を温め発汗する作用があり、冷えを和らげてくれます。
更年期の気力や体力の衰えにも効果があります。
そこで今回は、
アンゼリカの育て方について、
紹介します。
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アンゼリカの花言葉について
アンゼリカの花言葉は、
「インスピレーション」「思いつき」です。
ヨーロッパ諸国では「天使のハーブ」、
「聖霊の宿る根」とも呼ばれ、
その名の通りヨーロッパでは古くからこの芳香が悪魔を退け、
病気を治すと信じられてきており、
中世ヨーロッパでは「魔女の霊薬」としても用いられてきました。
アンゼリカの育て方について
土づくりについて
アンゼリカは、
保水力のある肥沃な土壌を好みます。
日向よりも半日陰の方が良く育ちます。
出来るだけ夏場の西日は、当たらないようにします。
植えつけ方について
種は発芽しにくいので、
ポット鉢などにまいて苗を育てましょう。
本葉が2~3枚くらいでてきたら、
株間を1mくらいにして苗を植えつけていきます。
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水やりの仕方について
アンゼリカは乾燥に弱いので、
水切れさせないようにします。
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
特に真夏は乾きやすいので注意が必要です。
肥料の与え方について
肥料は植え付けるときに、
あらかじめ土にゆっくりと効くタイプの肥料を混ぜ込んでおきます。
マグアンプがお勧めです。
追肥として生育期の5~10月に液肥を毎週1回与えてください。
根の収穫がポイントとなるので、
肥料は根を太らせるタイプを選んでください。
住友液肥2号がお勧めです。
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収穫にし方について
砂糖漬けに使う茎は、真夏の前に刈り取り、
葉を使う場合は花が咲く直前に収穫します。
種を使う場合は、夏の終わりに熟した種を収穫します。
増やし方について
株分けと種まきで増やすことが出来ます。
お勧めは、株分けです。
親元から延びる子株を切り取り、
別の鉢などに分けて植えましょう。
種まきの場合は、
5月ごろから6月末に開花しますが、
その後こぼれた種でまた、発芽します。
ただし、発芽率はあまり良くないです。
どちらかというと、寒冷地の方が育てやすく、
寒さに当たった後に発芽するので、
寒くなる前に種を撒けば良いですね。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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