イソギクは、日本に分布するキク科キク属の多年草です。
日本固有種の野生菊で、
海岸の崖や岩場などに自生が見られます。
派手な花ではありませんが、
花の少なくなる時期に咲くため、
鮮やかな黄色が印象に残ります。
葉の裏側が銀色で上部まで密に葉をつけるので、
カラーリーフプランツとしても人気があります。
そこで今回は、
イソギクの育て方について、
紹介します。
スポンサードリンク
イソギクの花言葉について
イソギクの花言葉は、「感謝」です。
晩秋から初冬にかけて花の少ない頃に、
長く咲く可憐な花が大切にされたことからつけられたのでしょう。
⇒イソギク
イソギクの育て方について
土づくりについて
水はけと水保ちのよいものが適しています。
市販の草花用培養土でもよく育ちます。
自分で作る場合は、
赤玉土(小粒)4:バーミキュライト4:腐葉土2で混ぜた土等を使用します。
花壇に植える場合は、
日当たりと水はけのよいところに植え付けます。
鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。
スポンサードリンク
水やりの仕方について
プランターで育てる場合は、
水はけを良くしますが、
夏は乾かしすぎないように注意します。
土の表面が乾いたら、
しっかりと水を与えましょう。
肥料の与え方について
肥料が少なめでもよく育ち、
日当りさえ良ければどんどん広がります。
庭植えの場合は、
元肥として用土に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
追肥の必要はありません。
鉢植えの場合は、
春と秋に緩効性化成肥料を置き肥して下さい。
スポンサードリンク
植え替えの仕方について
生育旺盛で根詰まりを起こしやすいため、
鉢植えの場合は毎年植え替えを行います。
一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けを行います。
庭植えの場合は、特に植え替えの必要はありませんが、
増えすぎているようなら株分けを行います。
増やし方について
株分けと挿し木で増やすことが出来ます。
冬至芽を株分けします。
冬至芽とは、地下茎から出て来る新芽のことです。
4月~5月頃になったら、
冬至芽を地下茎から掘り出して10㎝位のところで切り取り、
植え付けて下さい。
ただし、この冬至芽からの株分けをすると草丈が高くなりがちなので、
摘心を2~3回行います。
また、5~7月挿し芽でふやすことができます。
また、挿し木に発根促進剤メネデールを使用することによって、
失敗を防ぐことが出来ます。
薄めたメネデール液に2~3時間浸してから、
鹿沼土に挿します。
病害虫対策について
ほとんど発生しません。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
コメント