金魚草は、
一つ一つの花が金魚のように見えるので、
この名が付いています。
鮮明な色彩で色幅のバラエティに富み、
春めいたにぎやかさを感じさせる花です。
甘い香りを漂わせます。
丈夫で簡単なのに、
長い間、好みの姿をキープしてくれる植物はとても嬉しいアイテムです。
そこで今回は、
金魚草の育て方について、
紹介します。
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金魚草の花言葉について
金魚草の花言葉は、
「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」「推測ではやはりNO」です。
金魚草の花が、
仮面のように見えるためだと言われています。
⇒金魚草
金魚草の育て方について
土づくりの仕方について
用土は特に選びません。
一般の草花用培養土が利用できます。
お庭の土を使用する場合は、
腐葉土を混ぜ込んで使用します。
⇒腐葉土
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植えつけ方について
植えつけの時期は、3~4月、10月です。
日当り、水はけの良い場所を好みます。
日陰や多湿地では生育が悪く、育ってもほとんど花が咲きません。
金魚草は、乾燥した方がよく育つと覚えておきましょう。
金魚草は耐寒性も強く、
-5℃ぐらいまでなら防寒の必要はありません。
暑さにも強く、高温に耐えられます。
ただし、梅雨期のような多湿で日照不足の状態が続くと枯れやすく、
湿度の高い日本の気候では夏越しが難しいため、
毎年タネをまいて株を更新するのが確実です。
6~7月頃一度刈り込むと再び開花します。
水やりの仕方について
金魚草は乾燥気味のほうがよく育ちます。
葉がしおれるくらいになってから、
たっぷりと水を与えます。
肥料の与え方について
肥料を与えすぎると茎葉が茂り、
花数が減って開花も遅れるので注意しましょう。
庭植えの場合は、肥料を与える必要はありません。
鉢植えの場合は、生育の様子を見ながら、
薄めた液肥を与えます。
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増やし方について
9月に播種します。
種は自分で採種することもできますが、
F1品種が多く、同じ花が咲きにくいので、
毎年購入するのが確実です。
微細なタネなのでタネまき専用の用土を利用し、
好光性なので覆土はしません。
発芽適温は18~20℃ぐらい、
発芽まで7日ぐらいかかります。
病害虫対策について
生育期間中を通して、
アブラムシが発生します。
アブラムシが発生したら、オルトランが効きます。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
また、多湿になると灰色かび病、立枯病が発生します。
予防のために、ダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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