カサブランカは草丈1m~2mの耐寒性球根植物で、
100種近くあるユリの中の女王とも言えます。
その堂々とした大きな花と甘い香りは、
多くの人を魅了します。
完全に開花すると花径20㎝にもなります。
カサブランカは、ヤマユリやカノコユリなどを親として、
交配されたオリエンタル系ユリの1つで、
他のユリ同様、栽培は難しくありません。
そこで今回は、
カサブランカの育て方について、
紹介します。
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目次
カサブランカの花言葉について
カサブランカの花言葉は、
「高貴」「純粋」です。
ゴージャスでありながら、
上品で高貴な印象を与えてくれるので、
花嫁のブーケなどにもよく使われています。
ピンク糸のカサブランカの花言葉は、
「富と繁栄」です。
ピンクという色は、幸せそうなイメージが沸く色なのだからでしょう。
カサブランカの育て方について
土づくりの仕方について
カサブランカは排水性のよい土を好みます。
市販の土を利用する場合は、
球根の土を使用します。
自分で配合する場合は、
赤玉土6:腐葉土3:パーライト1の比率で配合します。
⇒球根の土
植えつけ方について
植え付けの時期は秋です。
10〜11月頃がお勧めです。
日当りと水はけの良い場所に植え、
過湿に注意します。
球根の上下2ヶ所から根が出るため、深植えします。
地植えする場合は、
1〜2週間前に土に苦土石灰を混ぜて酸度を整えておきます。
PHは6.0が目安です。
カサブランカは、冬の寒さには強く(耐寒温度-10℃)いですが、
乾燥に弱いので、株元を稲わらや腐葉土でマルチングします。
乾燥に気をつければ北海道でも越冬できます。
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水やりの仕方について
カサブランカの球根は、乾燥に弱い特徴があります。
土の表面が乾燥したら、
底穴から水が流れ出るまで、
たっぷり水を与えます。
発芽していない夏〜冬の間でも、
水やりは必要です。
肥料の与え方について
上根で養分を吸収するので、
元肥を施しておきます。
元肥として土1Lに対して、
緩効性化成肥料5gほど混ぜましょう。
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増やし方について
種まき・分球・鱗片ざし・木子で増やすことが出来ます。
地上部が枯れたら(9〜11月の葉が黄色く枯れ始めた)掘り上げ、
洗って乾燥させて乾いたバーミキュライトなどに埋めて保存しますが、
2~3年は植えたままでもかまいません。
1つの球根を2個に分けることが出来ます。
※用土を新しいものにしたり、植える場所を変えるようにしましょう。
※球根を掘り上げたらよく水洗いし、オーソサイド液に規定量希釈したものに、
30分ほどつけて殺菌します。
種まきは、カサブランカは受粉すると花後にさやを作るります。
そこから種が取れますので、10〜11月頃に種まきをします。
ただし、発芽しても寒さに弱いので室内で管理しましょう。
病害虫対策について
アブラムシが発生しやすいので、
注意します。
アブラムシが発生したら、
ベニカXファインスプレーを散布しましょう。
草花、花木や庭木の幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です。
害虫に対しては速効性と持続性があります(アブラムシで約1カ月)。
病原菌の侵入を防いで病気も防除します。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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