コーカサス マツムシソウは、
トルコ北部やイラン北部が原産のお花です。
マツムシソウという名がつくのは、
マツムシが鳴く頃に咲く頃に咲くからです。
とても長い花茎が伸びて、その先に、
大輪で花弁が広い平らな感じの花が咲きます。
花径は8~9㎝ほどです。
そこで今回は、
コーカサス マツムシソウの育て方について、
紹介します。
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目次
コーカサス マツムシソウの花言葉について
コーカサス マツムシソウは、
とてもきれいな花を咲かせるのですが、
花言葉は「怖い」「ネガティブ」「贈り物には不向き」です。
海外では、紫色を「不幸の色」「悲しみを表す色」とされているらしく、
このような花言葉が付けられたそうです。
こんなにきれいなお花なのに、
ちょっと残念ですね。
コーカサス マツムシソウの育て方について
土づくりの仕方について
市販の草花用培養土を使用します。
自分で配合する場合は、
赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に
混ぜ合わせます。
植えつけ方について
コーカサス マツムシソウは、
日当り、水はけの良い場所を好みます。
地植えする場合は、
酸性土を嫌うので苦土石灰を1㎡当たり50~100g程度をすき込み、
1週間後に根を動かさないように注意して植え付けます
⇒苦土石灰
また、地植えする場所の土が固い場合は、
腐葉土(又はバーク堆肥)1㎡当たり10Lほど入れて、
庭土とよく混ぜてから植えつけます。
⇒腐葉土
株間は、25㎝ほどです。
標準のプランターの場合は3株が目安です。
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水やりの仕方について
土の表面がしっかりと乾いたら、
たっぷりと水を与えます。
多湿には弱いので、
水の与えすぎには注意します。
肥料の与え方について
肥料はあまり必要としません。
逆に、肥料が多すぎると、伸びすぎて倒伏しやすくなります。
植え付けの時に、腐葉土を入れておけば、
それだけで大丈夫です。
成長期の春と秋には、
少量の緩効性肥料(マグアンプ)を与えます。
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増やし方について
本来は宿根草ですが、
耐暑性は弱く、
日本の温暖な気候には合わず、1年草扱いになります。
春や秋の株分け、
または5~6月の播種でふやすことができます。
種は殻の中に入っていて、
そのままではなかなか発芽しないので、
播種の場合は、種を砂と一緒によくもんでから播きましょう。
覆土は2~3mmほどにします。
病害虫対策について
多湿や風通しが悪いと、
葉にカビが生える灰色かび病が発生することがあります。
一度発生すると、
葉が落ちてしまうまで直らないので、
予防のために農薬を使用します。
また、発生してしまった場合は、
それ以上広がらないように、
農薬を使用します。
発生したらダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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