クレマチスは、夏のつる性植物です。
丈夫なツルを伸ばして生長し、
キレイな花を咲かせますよね。
別名は、ツル性植物の女王とも言われています。
クレマチスは種類がたくさんあり、
世界中に250種~300種も存在しています。
クレマチスの愛好家は多く、
大変育てやすい植物となります。
そこで今回は、
クレマチスの育て方について
肥料の与え方・増やし方・きれいに咲かせ方・
病害虫対策など、元気に育てるコツを紹介します。
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クレマチスの育て方について
クレマチスの土づくりについて
有機質に富み、
なおかつ水もちのよい土が理想的です。
鉢植えの場合は、
赤玉土5:腐葉土3:バーミキュライト2の割合で
混ぜた土を使用しましょう。
クレマチスの植替えの仕方について
鉢植えで鉢の中が根でいっぱいになってきたら、植え替えの時期です
だいたい、2年に1回は植え替えの必要がでてくると思います。
植え替えするのは葉っぱが落ちた休眠期で、
12月~3月の間に行います。
植え付ける際は、1節以上を土中に入れて深植えします。
土中の節から発芽して芽数が増えます。
植え替えの際などに、茶色い枝が折れてしまっても、
完全に取れてなくてつながっていれば、
セロテープなどで補強しておけば、
再生しますので、切らないでください。
クレマチスの肥料の与え方について
クレマチスは肥料を好むので、
成長期に肥料切れしないように気を付けます。
でも肥料の与えすぎはダメですよ
適量を与えます。
3月中旬から、1~2週間に1回の液肥、
花後には1~2ヶ月に1回マグアンプを与えます。
夏までは液肥も併用します。
真夏は施肥は中止します。
暑さが和らいだ9月からマグアンプを再開し、
リン酸値の高い液肥も合わせて定期的に与えます。
花が終わる10月頃には肥料は終了です。
寒肥は12~1月に有機肥料を与えます。
クレマチスの水やりの仕方について
クレマチスは水切れに弱いですので、
適度な水やりの状態を保つことが大切です。
土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにし、
夏の暑い時期には、特に水切れをおこさせないように注意しましょう。
一度水切れをおこしてしまうと、
(葉や枝がふにゃふにゃになるまでほおっておくと)
生育がいちぢるしく衰えてしまいます。
水切れか立ち枯れ病にならない限り、けっこう丈夫ですよ。
クレマチスの剪定の仕方について
花後の管理は、
今年伸びた枝(春に芽吹いてから)の半分か花から2-3節下くらいで、
節(葉がついている所)の中間くらいで剪定すると、
また花が見られるかもしれません(株の状態にもよります)。
剪定しなくても、
花がらだけは切り取ってください。
冬の剪定は強剪定(根本からばっさり)すると、
旧枝咲きは花が咲かないので、
2月から3月に新芽がぷっくりしてきてから、
そのすぐ上の節の中間で切ると失敗がないと思います。
クレマチスの増やし方について
株分け、取り木、挿し木など、
様々な方法で殖やすことができます。
株分けは2月に、できるだけ根を傷めないようにおこないましょう。
取り木は、5月~8月の生育が旺盛な時期に可能です。
その際は台木にするものは、丈夫で生育旺盛なものを選びましょう。
挿し木は生育期間中におこないます。
その年に伸びたツルを使用して、パーライトに挿しておくと、
2~3週間で発根します
クレマチスは落葉樹なので、冬は枝だけが残ります
無惨な姿で枯れたように見えても、翌年、その枝の節々から芽吹くので、
切ってはいけません(生育期間中に完全に枯れた枝は切っても大丈夫です)
植え替えたばかりなので、
肥料は植え替えから2週間以上たってから与えてください。
まずは仕立て直して蒸れないようにし、
これから来る高温多湿に備えましょう。
日当たりを好みますが、真夏は遮光が必要です。
クレマチスには、HB101がお勧めです
HB101は、宣伝がすごかったので、
初めて使ってみました。
効果は気がついたら「病気が出なくなっていた」です。
以前に定期的にやっていました。
実感がわかずに辞めました。
そして気がついたら、
使用している時は病気の症状が出なかった。
辞めたら発生した、です。
それと最近口角のところが割れてきたのですが、
101を塗ったら治った、です。
もちろん治る時期だったのかもしれません。
できたのに気がついて塗って2、3日で良くなりました。
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クレマチスの病害虫対策について
クレマチスの害虫対策について
使用する道具
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白絹病
病気にかかった株はすぐに取り除きます。白絹病の菌核は地表から5cm程度のところにしかいないので、菌核をつくり越冬している1~2月に天地返しをして菌核を地中深くに埋めてしまうのも有効です。鉢やプランターでは7~8月に太陽熱で消毒します。
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まとめ
新枝咲きや新旧両枝咲きのクレマチスは、
蔓がある程度伸びると花を咲かせながら伸び、
剪定すると、また1〜1ヶ月半くらいでまた蔓を伸ばし花が咲きます。
この繰り返しで、2〜3番花まで咲かせます。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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