シャクヤクは、
平安時代以前に薬草として伝えられました。
高貴な美しさを持つ花です。
一重咲きから八重咲きまで多くの園芸品種があり、
根は漢方薬として利用されています。
そこで今回は、
シャクヤクの育て方について、
紹介します。
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目次
シャクヤクの花言葉について
シャクヤクの花言葉は、
「恥じらい」「はにかみ」「謙虚」です。
恥ずかしがり屋の妖精が、
ある日、シャクヤクに隠れたら、花も赤く染まった。
という物語からきています。
シャクヤクの育て方について
土づくりの仕方について
シャクヤクは水はけの良い用土を使用します。
市販の用土を使用する場合は、
草花用培養土を使用します。
自分で配合する場合は、
赤玉土中粒4、鹿沼土4、腐葉土2の割合で配合します。
植えつけ方について
植えつけの時期は、9~10月です。
日当たりと風通しの良い場所に植えます。
ただし、少し暑さに弱いので、
真夏の西日に長期間当たるのは良くありません。
真夏の午後には、木漏れ日が当たるような環境に置くとベストです。
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水やりの仕方について
鉢植えの場合は、
土の表面が乾いたら、
しっかりと水を与えます。
地植えの場合は、
特に水やりの必要はありません。
自然の雨のみで大丈夫です。
ただし、シャクヤクは乾燥に弱いので、
長く雨が降らない場合は、
水やりを行います。
肥料の与え方について
肥料が不足すると、
花が咲かなくなるので、
植えつけろ時には、緩効性肥料をすき込んでおきます。
その後は、早春の芽出しの時と、花後・翌年の花芽ができる秋に、
化成肥料を与えます。
⇒化成肥料
増やし方について
株分けで増やします。
株分けの時期は、9月が適しています。
根はなるべく切らないように注意し、
3~5芽くらいの株に分け、
大きめの植え穴を掘り、堆肥などをよく混ぜてから植えつけます。
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病害虫対策について
アブラムシ、ヨトウムシ、ネコブセンチュウ、コウモリガの幼虫などが、
発生します。
害虫が発生したら、オルトランが効きます。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
また、うどんこ病、灰色かび病、葉枯れ病なども、
発生することがあります。
予防のため、ダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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