スイートピーは、イタリア・シチリア島原産です。
華やかな色彩を持ち、甘い香りがします。
マメ科の植物で、巻きひげを支柱などに絡ませながら、
3~4mまで茎をのばします。
伸びた茎の先には、赤やピンク、紫などに染まった花を咲かせます。
一年草のものがポピュラーですが、
花が小ぶりの宿根性タイプもあり、
春咲き、夏咲き、冬咲き(温室)があります。
そこで今回は、
スイートピーの育て方について、
紹介します。
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スイートピーの花言葉について
スイートピーの花言葉は、
「ほのかな喜び」「優しい思い出」「門出」「別離」です。
別れと出会いの季節である4月頃に花を咲かせることから、
これらの花言葉がついたそうです。
スイートピーの育て方について
土づくりの仕方について
市販の草花用培養土を使用します。
自分で配合する場合は、
赤玉土小粒7、腐葉土3の割合で配合します。
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植えつけ方について
植えつけの時期は、11月です。
日当たりと風通しがよい場所が適しています。
酸性土を嫌うので石灰質を混ぜると良いでしょう。
また、マメ科のスイートピーは、
連作を嫌う性質があるので、
豆類を育てた場所や、昨年植えた場所には植えないようにします。
水やりの仕方について
スイートピーは乾かし気味に育てます。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、
しっかりと水を与えます。
地植えの場合は、
特に水やりの必要はありません。
自然の雨のみで大丈夫です。
肥料の与え方について
元肥として緩効性化成肥料を、
庭植えには1㎡当たり50g、
鉢植えには用土1リットル当たり3g施します。
追肥は月1回程度、緩効性化成肥料を置き肥します。
元肥、追肥ともに、チッ素分が少なく、
リン酸分の多いマグアンプが適しています。
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増やし方について
種で増やします。
花後、サヤエンドウのような果実ができ、
さやが茶色くなったら種をとります。
これを乾燥貯蔵して、秋にまきます。
病害虫対策について
アブラムシ、ダニ、イモムシなどが発生します。
害虫が発生したら、オルトランが効きます。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
また、
春と秋にうどん粉病が発生することがあります。
早めの殺菌予防を心がけます。
ダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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