エキナセアは初夏から秋まで長く咲き続ける宿根草です。
しっかりした茎に大きな花をつける
丈夫で育てやすい植物です。
中心部は赤褐色で、
外側の桃紫色の花弁ははじめ水平ですがだんだんと反り返ります。
全体に細かい毛が生えています。
アメリカ先住民であるインディアンが、
感染症の治療や歯や喉の痛み、
傷の治癒のために使っていたという歴史のある、
欧米では人気のハーブです。
そこで今回は、
エキナセアの育て方について、
紹介します。
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目次
エキナセアの花言葉について
エキナセアの花言葉は、
「優しさ」「深い愛」「あなたの痛みを癒します」です。
アメリカの先住民の間では、
ハーブティーとして用いられてきたこともあり、
エキナセアの花言葉には薬効に由来しています。
エキナセアの育て方について
土づくりについて
日当り、水はけの良い肥沃な軽い土を好み、
粘土質の土では良く育ちません。
エキナセアは多年草で、
冬の寒さで地上部は一旦枯れますが、
また来春芽を出します。
日当たり、風通しのよい場所で管理し、
土は水はけがよい土が適しています。
赤玉土4、鹿沼土3、腐葉土3の配合土などがお勧めです。
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水やりの仕方について
庭植えでは、
根付いたら水やりはほとんど必要ありません。
鉢植えは、用土が乾いたらたっぷり与えましょう。
肥料の与え方について
肥料の与えすぎは株を弱らせることになり、
病気にかかりやすくなる原因にもなります。
5月から6月と10月ごろに月1~2回、
化成肥料の置き肥を行いましょう。
増やし方について
春から初夏にかけて株分けでふやします。
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活用方法について
根茎には免疫を高める作用があるといわれ、
研究されています。
風邪の初期症状に効果があり、
エキナセアエキス入りののど飴なども見かけられます。
また、煎じた液を薄めて皮膚の炎症や傷に用いることもあります。
ドライフラワーとしても楽しむことができます。
病害虫対策について
地際の茎にフキノメイガの幼虫が入ることがあります。
見つけ次第トレボンを散布しましょう。
また、灰色かび病、白絹病などが出ることがあります。
発生したらダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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