セツブンソウは、
節分のころに花が咲くので、
この名前があります。
草丈10㎝ほどの球根植物で、
2月~3月頃に藤色がかった白色の小さな花を咲かせます。
セツブンソウは、
「春を告げる花」「春のプリンセス」とも呼ばれます。
そこで今回は、
セツブンソウの育て方について、
紹介します。
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目次
セツブンソウの花言葉について
セツブンソウの花言葉は、
「微笑み」「光輝」です。
セツブンソウの小花はとても可憐で、
微笑みかけてくれているような愛らしさがあります。
セツブンソウの育て方について
土づくりの仕方について
通気性と水はけの良い土を好みます。
自分で配合する場合は、
軽石砂と赤玉土の小粒を等量に混ぜたもの、
もしくは軽石砂を主体に、
赤玉土や鹿沼土を2~3割混ぜたものが適しています。
庭の土を使用する場合は、
酸性土を嫌うので、
石灰で中和してから植え付けます。
植えつけ方について
植えつけの時期は、9月です。
自然界では、落葉樹の下に自生しますので、
その環境を作ります。
開花までは、北風を避けて凍らない日なたに置きます。
花後地上部は枯れますが、
高温多湿に弱いため半日陰に移して水を控えるか、
または根ごと掘り上げ乾燥させて秋まで保存しましょう。
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水やりの仕方について
多湿にならないように注意します。
芽が出て花が咲くまでの生長期は、
土の表面が乾いたら水を与えるます。
休眠期には水を与える必要はありません。
夏に地上部が枯れた頃を目安にします。
肥料の与え方について
元肥は必要としません。
花後から地上部が枯れる夏前まで、
通常の草花に与えるよりも薄め、
2000倍ほどに薄めた液体肥料を週1回ほど与えます。
増やし方について
種まきと分球で増やすことが出来ます。
しかし、播種で増やすと開花まで2~3年かかるので、
6月頃塊根を切り分けて株分けする方が良いでしょう。
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病害虫対策について
ナメクジ、ヨトウムシ、アブラムシが発生します。
ナメクジには、
ナメクジバリア粒剤がお勧めです。
その名の通り、ナメクジを寄せ付けない薬剤です。
雨に強く、
ナメクジよけ効果が1.5ヵ月持続します。
直接かければ、退治することもできます。
以前も使用していましたが、
使い勝手がよく効き目があっていいですよ。
ヨトウムシ、アブラムシに対しては、
オルトランを使用します。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
また、軟腐病、炭そ病が発生することがあります。
発生したらダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
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