テッポウユリは、
花がラッパ型の鉄砲に似ていることからこの名が付きました。
純白で凛とした花姿と芳香は、
心があらわれるようです。
小振りで華奢な姿が、
日本人の琴線に触れる美しさを持っています。
香りも楽しむことができる植物です。
庭に植えるとひときわ目につきます。
そこで今回は、
テッポウユリの育て方について、
紹介します。
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目次
テッポウユリの花言葉について
テッポウユリの花言葉は、
「純潔」「甘美」「威厳」です。
白いユリは、
聖母マリアの処女性を象徴する花とされています。
テッポウユリの育て方について
土づくりの仕方について
テッポウユリは、
水はけのよい土を好みます。
通常の草花培養土を使用する場合は、
川砂を1割程度混ぜて、水はけを良くします。
自分で配合する場合は、
赤玉土(小粒)6:腐葉土3:パーライト1の割合で、
混ぜて使用します。
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植えつけ方について
植えつけの時期は、10~11月です。
半日陰で水はけの良い場所を好みます。
特に梅雨時の過湿に注意しましょう。
高温乾燥も苦手なので、
腐葉土などを敷いて地温を低く保つようにしましょう。
球根の上下2ヶ所から根が出るため、
球根の4~5倍の深さに深植えします。
水やりの仕方について
球根は、乾燥に弱いので、
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、
しっかりと水を与えます。
鉢植えの場合は、
日照りが続くようなら、水を与えます。
肥料の与え方について
植え付けるときに、
ゆっくりと効く緩効性化成肥料を土に混ぜておきます。
テッポウユリは、球根の上側で肥料を吸収します。
芽が出たら緩効性化成肥料を株元に施し、
その後花が枯れるまで、
月に2~3回液体肥料を水やり代わりに与えます。
増やし方について
分球と鱗片挿しで増やすことが出来ます。
地上部が枯れたら掘り上げ
、洗って乾燥させて乾いたバーミキュライトなどに埋めて保存します。
また、うろこのような鱗片を植え付けてふやすこともできます。
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病害虫対策について
アブラムシやユリクビナガハムシが発生します。
害虫が発生したら、
オルトランを使用します。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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