トケイソウは名前の通り、大きな3つの雄しべが時計の針に見え、
チクタク音を立てていそうな不思議な花です。
つる性で良く伸び次々と花を咲かせ、
特徴的な造形美のある美しい花が魅力の熱帯植物です。
暑さには強い一方で、
寒さに弱い特徴を持ちます。
そこで今回は、
トケイソウの育て方について、
紹介します。
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目次
トケイソウの花言葉について
トケイソウの花言葉は、
「聖なる愛」「信仰」です。
花の形がキリストの受難(処刑のシーン)を象徴することに由来しています。
トケイソウの育て方について
土づくりの仕方について
水はけの良い用土を使用します。
赤玉土7に対して、腐葉土3割ほど混ぜ合わせて、
更に緩効性肥料を混ぜ込んでおきます。
植えつけ方について
日当りと水はけの良い所を好みますが、
半日陰でも育ちます。
トケイソウは寒さに弱いため、
関東地方よりも西の温暖な地方で地植えに向いています。
それ以外の地域では鉢植えにして、
冬は室内にいれるか、地植えできる耐寒性のある種類を選びましょう。
耐寒性のある種類は、
ある程度霜に当たって葉が落ちても翌年にはまた葉や花がつきます。
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水やりの仕方について
鉢植えの場合は、
土の表面が乾いたら、しっかりと水を与えます。
地植えの場合は、特に水やりの必要はありません。
自然の雨のみで大丈夫です。
肥料の与え方について
窒素肥料が多すぎると茎葉だけ茂り、
花つきが悪くなります。
4月から10月頃まで、
毎月1回程度、窒素成分の少ない緩効性の固形肥料を与えましょう。
マグアンプが適しています。
増やし方について
夏に挿し木で、簡単にふやせます。
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病害虫対策について
ハダニやアブラムシ、カイガラムシがつくことがあります。
ハダニは水に弱いので、
発生したら葉に水をかけて流します。
カイガラムシが付いたら、
歯ブラシなどを使用して、こすり落とします。
アブラムシが発生したら、
オルトランを使用します。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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