昔から、しょうが湯は風邪に効くと言われています。
また、ハチミツも風邪に効くと言われています。
この言い伝えを信じて、実践している人も多いのではないでしょうか。
では、本当にハチミツ、しょうが湯が風邪を撃退するのでしょうか?
科学的に詳しく紹介していきます。
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しょうがは、風邪の漢方薬も使われています
昔から、風邪の引き初めにしょうが湯を飲むと良い。
と言われてきました。
風邪の漢方薬にも、必ずと言ってもいいほど、
しょうがが使われています。
風邪に対して効果を期待するためには、
しょうがの飲み方を工夫した方が良いですね。
しょうがに含まれる成分について
ジンゲロール
風邪に効果がある成分は、
しょうがに含まれる、辛み成分の元である、ジンゲロールです。
ジンゲロールには、強い抗菌作用があり、
イワシやアジなどの刺身の薬味に使われているのは、
その為です。
体に入ってからは、炎症を起こす細菌をやっつけたり、
免疫細胞を増やしてくれます。
[illust_bubble subhead=”ジンゲロールは、癌にも効きます” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]ジンゲロールは、
ガン細胞の増殖を抑制する作用や
発ガン物質が引き起こす遺伝子の突然変異を抑制する作用など
もあります。
ガンの予防に大きな効果があるそうです。
[/illust_bubble]
ただ、ジンゲロールは酸化しやすく、
おろして空気に触れると減ってしまいます。
ショウガオール
ジンゲロールは加熱すると、
ショウガオールという物質に変化します。
ショウガオールは、末端の血管を広げ、
血液の流れをよくする効果があり、
体を温めてくれます。
その結果、発汗を促すので解熱効果が期待できます。
つまり、しょうがは生のまま摂取するよりも
加熱調理することで、
より身体を温める効果が大きくなるとされています。
これは生姜に含まれるジンゲロールという成分が
加熱する事でショウガオールに変化するからなんです。
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ハチミツに含まれる成分について
ハチミツは、ミツバチが花から吸った蜜が、
ハチの胃の中にある酵素によって、
ショ糖とブドウ糖、果糖に分解されたものです。
そのハチの酵素により、
豊富なミネラルやビタミンを含んだハチミツが出来上がるのです。
ハチミツは、非常に栄養価が高い健康食品でもあります。
また、ハチミツはすっごい濃厚で甘いですよね。
ハチミツは、カロリーも高いのではないかと
思われるかと思いますが、
実は、砂糖と比べると、カロリーはかなり低いのです。
ハチミツは、非常に栄養価が高いがカロリーは少ない特徴があります。
⇒ハチミツ
ハチミツには抗酸化作用や抗菌作用があります
ハチの酵素により、花から吸った蜜が
豊富なミネラルやビタミンを含んだハチミツになる時、
ブドウ糖の一部が酸化して、
グルコン酸という物質になります。
このグルコン酸は、抗酸化作用や抗菌作用があります。
ハチミツには疲労回復効果があります
ハチミツは、短時間で体に吸収される特徴があります。
ハチミツは、構造が単純な単糖類なので、
短時間で腸壁から吸収されて血管に入り込みます。
ですので、胃腸の負担にもなりません。
ですので、身体が弱っていたり疲れが溜まっている時には、
効率的に体に吸収され、
すぐに疲労が回復する特徴があります。
ハチミツ、しょうが湯の作り方
しょうがの二つの成分を、効率よく摂取して風邪を治すには、
おろしたてのしょうがを、ぬるめのお湯で割って、
しょうが湯をつくりましょう。
甘味が欲しい時には、ビタミンやミネラルが豊富で、
殺菌作用があるハチミツを加えましょう。
ハチミツを加えると、疲労回復効果もあり
美味しい飲み物になりますよ。
風邪に効く市販薬ランキング
- 第1位 パブロンゴールドA微粒
- 第2位 ルルアタックEX
- 第3位 ベンザブロックL錠
まとめ
しょうがに含まれる、ジンゲロールという成分は、
炎症を起こす細菌をやっつけたり、
免疫細胞を増やす効果があります。
しょうがに含まれる、ショウガオールは末端の血管を広げ、
血液の流れをよくする効果があり、
体を温めてくれます。
その結果、発汗を促すので解熱効果が期待できます。
ハチミツに含まれるグルコン酸は、
抗酸化作用や抗菌作用があります。
また、ハチミツは短時間で体に吸収される特徴があります。
その為、疲労回復効果が期待できます。
昔から言われている、
ハチミツ、しょうが湯が風邪を撃退する
というのは、本当でした。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の健康についても、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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