スターフルーツは、
星型の果実から名づけられました。
熱帯果樹のなかでも、
耐寒性があり比較的容易に栽培できます。
黄色く完熟したものは、
ジャスミンのような香りで、
ナシのような甘味があり、
とてもジューシーです。
また、青い状態で収穫して、
サラダに利用することも多いようです。
そこで今回は、
スターフルーツの育て方について、
紹介します。
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目次
スターフルーツの利用の仕方について
皮ごと輪切りにして生食したり、
ジュースやピクルスにも利用されます。
果汁がたっぷりあり、食感はさくさくしています。
味は品種により異なり、
甘みの強いものと酸味の強いものがあります。
また、スターフルーツは、
ダイエットに適した食べ物の一つです。
スターフルーツには腸の働きを活発にし、
コレステロール値を下げる効果のある食物繊維と水分が豊富です。
そのほかにも、むくみ改善に期待ができるカリウムや、
糖質や脂肪をエネルギー化する際に、
体の酵素を活性化させるのに重要な成分の、
ナイアシンなども含まれています。
また、スターフルーツには
ビタミンとミネラルが両方とも含まれていて、
身体を正常に維持してくれます。
しかも、スターフルーツはカロリーが非常に低くいので、
体重を落としたい人にとって素晴らしい食品です。
スターフルーツの育て方について
土づくりの仕方について
市販の果樹用培養土を使用します。
自分で配合する場合は、
赤玉土(小粒)6、腐葉土2、川砂2の割合で混ぜた土を用います。
植えつけ方について
植えつけの時期は、
4~6月です。
スターフルーツは、
高温多湿の日当たりを好みます。
生育適温は20~30℃です。
春から秋までは、
屋外の直射日光の当たる場所で管理します。
冬は室内に取り込み、
日当たりの良い窓際などで管理します。
最低温度が5℃、
できれば10℃くらいあれば安心できます。
1本でも実ができます。
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水やりの仕方について
土の表面が乾いたら、
しっかりと水を与えます。
ただし、乾燥を嫌うので、
水切れに注意してください。
肥料の与え方について
春から秋の成長期間中に、
有機肥料を与えます。
⇒有機肥料
増やし方について
挿し木で増やすことが出来ます。
時期は、4~9月で、
5~7cmほどの長さで切って、
バーミキュライトや赤玉土小粒などの、
清潔な用土にさします。
2~3年後から収穫でき、
7~8年で成木になります。
剪定の仕方について
剪定の時期は春暖かくなり生長を始める3月~4月です。
枝があまり横に張らないので、
基本的に剪定の必要はありません。
木が大きくなり、
風通しや日当たりを邪魔するような枝が出てきたら、
枝分かれしている付け根から切り落とします。
とす間引き剪定を行う程度で充分でしょう。
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病害虫対策について
害虫対策について
高温乾燥時期にハダニが発生します。
ハダニには、ダニ太郎を使用します。
植物に寄生する各種のハダニ、
サビダニを効果的に退治します。
⇒ダニ太郎
また、風通しの悪い場所に置いていて、
枝が混みすぎたり、
日照不足で間のびして育つと、
カイガラムシが発生することがあります。
カイガラムシには、
ベニカ水和剤を使用します。
野菜、果樹、花など幅広い植物に使用できます。
有効成分が葉や茎から吸収されて植物体内にゆきわたり、
殺虫効果が持続する(アブラムシで約1ヵ月)。
すぐれた浸透移行性殺虫剤です。
また有効成分が葉の表から裏に移行しますので、
葉裏に隠れている害虫にも有効です。
コナジラミ、カイガラムシ、カメムシ、ケムシ、アオムシ、カミキリムシ、コガネムシ等の害虫にも効果的です。
病害虫対策について
特に発生しません。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の果樹苗の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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