テントウムシダマシは、
一見てんとう虫に似ていますが、
てんとう虫とは違います。
てんとう虫は、植物に害を与えません。
てんとう虫は、害虫であるアブラムシを食べてくれる益虫です。
テントウムシダマシは、
植物の葉だけではなく、果実も食害します。
そこで今回は、
テントウムシダマシの退治・駆除・予防の仕方について
農薬を使用しない方法や効果的な農薬・
おすすめの方法を紹介します。
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目次
てんとう虫とテントウムシダマシの違いについて
てんとう虫は肉食ですが、テントウムシダマシは草食です
てんとう虫は、甲虫目テントウムシ科に分類される昆虫の総称です。
光沢のある鮮やかな赤に黒の斑点があります。
7つの斑点がある、ナナホシテントウなどが有名ですよね。
てんとう虫は、
アブラムシなど害虫を食べてくれる肉食系です。
それに比べ、テントウムシダマシは
葉や果肉などを食害します。
つまり、草食系のてんとう虫です。
テントウムシダマシは、
つやがないのが特徴です。
てんとう虫は、点が7個以下で、それ以上がテントウムシダマシです
テントウムシダマシとてんとう虫の簡単な見分け方は、
てんとう虫の点の数にあります。
益虫のてんとう虫は、
点が7個以下になります。
点が数えきれないほどある場合は、
害虫のテントウムシダマシです。
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テントウムシダマシの害について
植物の葉や実を食害します
テントウムシダマシは、
ナス科の植物を好んで食害します。
農薬を使わないで、
キレイなナスをたくさん作ろうとしても、
いつもテントウムシダマシがやってきて、
葉も実もボロボロにしてしまいます。
テントウムシダマシの発生時期は、
4月~10月頃になります。
テントウムシダマシの退治の仕方について 農薬を使用しない場合
防虫ネットを使用する
使用する道具
テントウムシダマシは、
春にジャガイモ畑に卵を産みます。
そして、そこを拠点にして生育場所を広げていくケースが多いです。
防虫ネットを使用して、
テントウムシダマシの飛来を防ぎましょう。
テントウムシダマシは5ミリ目合い以下のネットで防げます。
それ以上の目合いの場合は、
テントウムシダマシが通り抜けるので、
効果はありません。
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近くに、ナス科の植物を植えない
基本的なことですが、
テントウムシダマシは、ナス科の植物を好みます。
ナスやトマト、ジャガイモは、
ナス科の植物になります。
ですので、
近くに同じナス科を植えないことなども大切です。
HB101を使用する
無農薬で野菜や植物を育てるのには、
HB101をお勧めします。
わたし自身も、謳い文句に半信半疑で使い始めましたが、
HB-101の1000倍液は、どんな野菜にも、
使用した場合としない場合では育ち方や害虫被害など、
雲泥の差が出ます。
是非、使ってみてください。
無農薬で育てたナスですが、
葉っぱとナス共々、とてもきれいな状態です。
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テントウムシダマシの退治の仕方について 効果的な農薬について(殺虫効果のみです)
モスピラン・トップジンMスプレー
野菜や花の害虫と病気を同時に防除します。
害虫には接触及び1ヵ月(アブラムシ)持続効果、
病気には予防と治療効果があります。
浸透移行性の殺虫成分で、
コナジラミなど葉裏にいる害虫にも有効です。
パイベニカVスプレー
天然殺虫成分(除虫菊を使用)
で害虫をすばやく退治します。
有機JAS規格(オーガニック栽培)で使用可能です。
キャベツ、こまつなのアオムシ、なすの、
テントウムシダマシなどの食害性の害虫にもよく効きます。
天然殺虫成分ですので、安心です。
殺虫効果は低めです。
スミチオン乳剤
アブラムシ・スリップス・アメリカシロヒトリなど、
各種の害虫に効果のある家庭園芸の代表的な殺虫剤です。
オルトラン水和剤
散布面積が広い場合や、背の高い庭木などに適しています。
効きめは浸透移行性で、効果の持続性があり、
広範囲の害虫防除におすすめです。
計量の手間がいらない便利な分包品です。
ベニカ水溶剤
野菜、果樹、花など幅広い植物に使用できます。
有効成分が葉や茎から吸収されて植物体内にゆきわたり、
殺虫効果が持続する(アブラムシで約1ヵ月)。
すぐれた浸透移行性殺虫剤です。
また有効成分が葉の表から裏に移行しますので、
葉裏に隠れている害虫にも有効です。
コナジラミ、カイガラムシ、カメムシ、ケムシ、アオムシ、カミキリムシ、コガネムシ等の害虫にも効果的です。
まとめ
テントウムシダマシ対策には、
防虫ネットが効果的です。
農薬を使用する場合は、
オルトラン水和剤がお勧めです。
こちらは、長く効果が効きますよ。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他の害虫対策も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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