軟腐病の原因や症状について 感染前の予防方法・お勧めの治療方法(農薬)について紹介します

軟腐病は、
キャベツ、ダイコン、ハクサイなど、
アブラナ科野菜の多い病気です。

軟腐病が発症すると、
植物の地ぎわ部に水浸状の病斑ができ、
やがて全体が軟化し、腐敗して悪臭を発生します。

そして、株全体が急に萎れ、
枯れてしまいます。

そこで今回は、軟腐病の原因や症状について
感染前の予防方法・お勧めの治療方法(農薬)について紹介します。

 

 

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軟腐病の症状について

軟腐病は、
キャベツ、ダイコン、ハクサイなど、
アブラナ科野菜の多い病気です。

軟腐病が発症すると、
植物の地ぎわ部に水浸状の病斑ができ、
やがて全体が軟化し、腐敗して悪臭を発生します。

そして、株全体が急に萎れ、
枯れてしまいます。

細菌性の病気は薬剤が効きにくいので、
発生したらすぐに株を抜き取り処分します。

 

 

 

軟腐病の原因について

原因は軟腐病菌です

植物の病気の大半は「カビ」が原因ですが、軟腐病の原因は「細菌」です。

軟腐病の原因菌は、軟腐病菌です。

一般の植物病原菌と違って、人間の病原菌と同様に細菌ですから、
傷口伝染します。
人間には感染しません。

病原細菌は極めて多数の葉根菜類や、
果菜類に対する寄生力が強く、至るところに分布しています。

 

 

 

軟腐病の対策について

水はけを良くする

軟腐病は、水はけの悪い畑で多発する病気です。

また、本圃の排水促進。 通路は排水をよくするよう、
有機物(もみ殻とこぬか)表面投与はいかがでしょうか。

浅い作土では堆肥を施しながら深耕し、
透水をよくし根群分布を広くする。

ウネつくりは栽培の基本技術であるから、
高く盛りあげ、ウネ面は均平にならすなど入念に行ない、
水だまりを防ぐなど排水性の良い土づくりが上げられると思います。

 

 

 

イネ科やマメ科の作付けをする

家庭菜園では難しかもしれませんが、
4~5年のイネ科やマメ科の作付けで、
大きな効果があります。

 

 

 

水をあげ過ぎない

高温多湿の時期に起こりやすい病気です。

予防はなんといっても、
風通しをよくして湿度をさげ、
水をあげすぎずないことです。

 

 

 

一度発生したら、発生していない場所に植える

軟腐病が毎年多発するようでしたら、
その畑は軟腐病菌で高度に汚染されていると思われます。

最も手っ取り早い解決法は 「畑の移動」 でしょう。

今までと違う畑で栽培すれば、
病気の発生は激減するはずです。

 

 

 

熱殺菌をする

家庭菜園なら収穫後、
石灰を入れて土を耕して、
黒マルチで覆って熱殺菌がいいです。

黒マルチは、熱を吸収しますので、
マルチで覆った部分が、熱くなります。

 

 

葉をかじる害虫を駆除する

軟腐病菌は、傷口から侵入するので、
葉をかじる害虫を防除したり、芽かき、切り花のときも、
なるべく乾燥した天気の良い日に行い、
傷口がすぐ乾いて固まるようにします。

 

 

 

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連作を避ける

軟腐病菌はどこにでも存在します。
雨粒にも昆虫にも雑草にも何でも。

ただ、この菌自体は弱いもので、
たとえばジャガイモでいいますと、
地中のイモが疫病菌によって侵されたりしないと侵入できません。

つまり、他の病害が起こして
二次的に侵入することしかできない弱い菌なのです。

ですので、後作はジャガイモを含むナス科以外の作物を、
気にせず栽培してみてください。

 

 

 

 

HB101を使用する

HB101は、宣伝がすごかったので、
初めて使ってみました。

効果は気がついたら「病気が出なくなっていた」です。

以前バラに定期的にやっていました。
実感がわかずに辞めました。

そして気がついたら、
使用している時は病気の症状が出なかった。
辞めたら発生した、です。

それと最近口角のところが割れてきたのですが、
101を塗ったら治った、です。

もちろん治る時期だったのかもしれません。
できたのに気がついて塗って2、3日で良くなりました。

HB-101

 

 

 

軟腐病に効く農薬について

ストマイ液剤20(お勧めです)

抗生物質のストレプトマイシンを主成分とする殺菌剤で、
細菌によって起こる各種の病害に、
すぐれた防除効果をあらわします。

ストマイ液剤20

 

 

 

ディ・トラペックス油剤

作付け前の土壌消毒で白絹病などの病気、
センチュウ類や雑草までの防除ができ、
ついでに軟腐病菌も駆除できます。

 

 

まとめ

冷蔵庫でキャベツや白菜を長く保管していると、
株の切り口の部分がヌルヌルして悪臭を放つことがあります。

実はこれも軟腐病菌が原因なのです。

軟腐病は薬剤が効きにくいので、
発生したらすぐに株を抜き取り処分します。

 

 

 

 

最後に

最後までご覧いただき、
有難うございます。

 

その他の植物の病気対策についても、
紹介していますので、参考にしてみてください。

植物の病気対策について(目次)

 

 

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