スターチスは花持ちが良く、
切り花、ドライフラワーとして重宝します。
スターチスは花色が豊富なのが特徴で、
赤、ピンク、白、黄色、紫などがあります。
華やかな花に見える部分は萼(がく)で、
実際の花は萼の中に咲きます。
そこで今回は、
スターチスの育て方について、
紹介します。
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目次
スターチスの花言葉について
スターチスの花言葉は、
「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」「変わらない誓い」です。
これは花もちがよく、
ドライフラワーにしても褪色しないことに由来しています。
スターチスの育て方について
土づくりの仕方について
鉢植えの場合は、
市販の草花培養土を使用します。
スターチスは、酸性土壌を嫌います。
地植えの場合は、
植え付ける1〜2週間前に、酸性土壌を改善するために苦土石灰をまきます。
さらに腐葉土や堆肥などの有機質資材を植え場所に投入し、
よく耕してふかふかの土をつくっておきましょう。
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植えつけ方について
植えつけの時期は、10~11月です。
高温多湿を嫌うので、
日当り、水はけの良い涼しい所で、
乾かしぎみに育てます。
長雨時は軒下に移すなど雨除けをしましょう。
また、夏の直射日光と暑さは苦手なので、
真夏は直射日光を避け、風通しが良い場所で管理します。
水やりの仕方について
スターチスは、過湿に弱いので、
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、
しっかりと水を与えます。
地植えの場合は、特に水やりの必要はありません。
肥料の与え方について
スターチスには、肥料はほとんど必要ありません。
植えつけの時に、
緩効性肥料を混ぜ込んでおくだけで大丈夫です。
3月頃に追肥として、
液体肥料等を施すと良いのですが、
特に生育に問題がなく、元気にぐんぐん育っているのならば、
液肥も必要ありません。
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増やし方について
スターチスは、種まきで増やします。
種は2~3月、9~10月のどちらでも播けますが、
秋播きの場合は霜除けして越冬させます。
覆土はバーミキュライトの細粒で、
タネが少し見える程度にごく薄くします。
病害虫対策について
9月から7月の間の生育期間を通じて、
アブラムシが発生します。
害虫が発生したら、オルトランが効きます。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
9月から7月の間、過湿や根詰まり、
肥料切れなどで下葉が枯死したとき、
立枯病が発生しやすくなります。
早めの殺菌予防を心がけます。
ダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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