ガーベラは多年草の花です。
上手に育てると、来年も綺麗に咲かせることができます。
しかし、ガーベラの特徴を知らないと、
すぐに枯らせてしまいます。
ガーベラは、日光をたくさん浴びさせることと、
水をやり過ぎないことがポイントです。
そこで今回は、
ガーベラの育て方について
肥料の与え方・増やし方・きれいに咲かせ方・
病害虫対策など、元気に育てるコツを紹介します。
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目次
ガーベラの花言葉について
ガーベラの花言葉は、
「希望」「前向き」「限りない挑戦」です。
別名クレオパトラと名付けられるほど、
はっきりとした色合いや凛としたたたずまいで、
美しさを持ち合わせています。
これから何かに挑戦しようとする熱いハートの人には、
ぴったりの花ですね。
⇒ガーベラ
ガーベラの育て方について
土づくりについて
水はけの良い、
有機質に富んだ土が適しています。
赤玉土(小粒)5:腐葉土3:バーミキュライト2の割合で、
混ぜた土を使用します。
植替えの時期について
鉢植えのものは、
すぐに鉢の中が根でいっぱいになってしまい、
根づまりをおこして生育不良になってしまいますので、
できれば毎年植え替えを行います。
植え替えの適期は3~4月、
もしくは9月の中で、
花の咲いていない時期を見計らって行います。
(開花時期に波があり夏と冬以外にも花を休む時期があります)
鉢から抜いた株はまわりの土を落として、
一回り大きな鉢に植え替えます。
地際の部分に芽がありますが、
この部分が地上にでるように植えましょう。
あまり深く植えて芽の部分が土に覆われてしまうと、
株が腐ってしまいますので気をつけましょう。
ガーベラの肥料の与え方について
肥料はあらかじめ土にゆっくりと効くタイプの、
粒状の肥料を混ぜ込んでおきます。
開花中に追肥として、
10日に1回液体肥料を与えます。
真夏は暑さでたいがい花が咲かなくなりますが、
涼しい環境下で花が咲いているのであれば、
同様に肥料を与えます。
チッソ分の多い肥料を与えると、
葉が茂りすぎて花がつきにくくなるので、
チッソ分の割合の高い肥料を使う場合は気をつけましょう。
ガーベラの水やりの仕方について
ガーベラの水やりは、
土がしっかり乾いてから水やりしてください。
ガーベラは、
土の状態がじめじめしているのを大変嫌がり、
根が腐ってしまいますので、
土は乾燥気味に保ちます。
生育期と開花時期は、
土の表面が乾いてから与えるようにします。
また、花や蕾に水がかかると、
傷んでしまいますので地面の近くからそっと与えます。
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ガーベラの育てる環境について
ガーベラは、日当たりが大好きです
ガーベラは、日当たりの良い場所が大好きな植物で、
日当たりが悪いと葉はよく茂りますが、
花つきが悪くなります。
日当たりの良い場所で育てることが、
ガーベラにとっては一番大切なポイントです。
でも、夏の直射日光は苦手です
春~秋は、
屋外やベランダの良く日の当たる場所で育てますが、
夏の暑さには弱いので、
7月から8月は直射日光の当たらない、
風通しの良い明るい日陰に置いて育てましょう。
やや乾燥気味の場所を好み、
雨に当たると花が傷みますので、
梅雨などの長雨の時期は、
できれば雨の当たらない場所で育てましょう。
ガーベラは、冬の寒さは苦手です。
ある程度の寒さには耐えますが、
冬は室内に取り込みましょう。
プランターなど室内に置きづらいものは、
ベランダの日溜まりなど、
屋外でも比較的暖かく霜の降りる心配のない場所に移動させましょう。
5℃以下になると成長が止まり、
0℃になると葉が全部枯れて休眠状態になりますが、
凍らせなければ植物自体は枯れずに、
春になると新しい葉がでてきます。
暖地では地植えにしているものも、
腐葉土などをかぶせて保温すればそのまま冬越しが可能です。
寒冷地では、
もともと地植えにしない方がよいでしょう。
花後の処理の仕方について
花が枯れてきたら、
花茎を付け根から取り除きます。
また、葉がたくさん茂ってくると、
下の方の葉に日光が当たらずに黄色く枯れてきますので、
枯れてしまった葉っぱも、
付け根から取り除きましょう。
花茎も葉も、
付け根あたりを指でつまんで左右に振ると簡単にちぎれます。
ハサミなどで切ると、
どうしても枯れた花茎や葉が残ってしまいますので、
手で行いましょう。
ガーベラの増やし方について
株分けで殖やすのが一番手軽です。
植え替えと同時期に行うことができます。
鉢から抜いてよく土を落とした株を、
手でで2~3株に分けます。
太い根を傷めないよう、
無理に細かく分けないようにしましょう。
分けにくい場合はナイフなどで切れ目を入れてから分けます。
下の方の大きな葉を取り除いて、
植え替えと同様芽が地上部分に出るように浅く植えます。
大株になって、
それ以上鉢を大きくしたくない場合も株分けを行います。
南向きで1日中日が当たる場所なら、
育てられるかもしれませんが、
基本的に屋外で良く日に当てて育てる花です。
ガーベラの病害虫対策について
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まとめ
ガーベラを育てるコツは、
日光をたくさん浴びさせて育てる事です。
また、こまめな花がら処理も必要です。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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