シレネには種類がたくさんあって、
多くの種は北半球に自生しますが、
一部は南アフリカ、南アメリカに分布します。
1年で枯れてしまうものや毎年咲いているもの、
生長して小さな木のようになるものなど、
色々あります。
そこで今回は、シレネの育て方について、
紹介します。
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目次
シレネの花言葉について
シレネの花言葉は、
「偽りの愛」「未練」「しつこさ」「罠」「誘惑」です。
粘液を出す特徴から、
「粘着質」や「罠」「誘惑」などの
トラップを連想させる花言葉になったとされています。
⇒シレネ
シレネの育て方について
土づくりの仕方について
シレネは、水はけのよい弱アルカリ性の土を好みます。
自分で配合する場合は、
赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2割等を
混ぜ合わせた配合土を使用します。
庭の土を使用する場合は、
苦土石灰を施し、土のpHを調整します。
土壌酸度計があれば、
便利ですよ。
先端部を湿った土に突き刺し、
指示針の数値を読みとるだけで土の酸度が測定できます。
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植えつけ方について
植えつけの時期は、3~5月、9~10月です。
シレネは日光を好みますが、
日本の高温多湿な環境は好みません。
そのため、夏などにベランダなどで放っておくのはやめましょう。
明るい日陰で保管します。
水やりの仕方について
鉢植えの場合は、
土の表面がっしっかりと乾いたら、
たっぷりと水を与えます。
過湿に弱いので、水のやりすぎに注意します。
鉢に鉢底石を敷いて、その上の用土を入れて植え込んでおくと、
水はけが良くなります。
⇒鉢底石
地植えの場合は、特に水やりの必要はありません。
自然の雨のみで大丈夫です。
肥料の与え方について
9~5月の間、緩効性肥料を与えます。
月に1~2回で十分です。
庭上の場合は、
特に肥料を与えなくても大丈夫です。
逆に肥料を与えると、根が枯れてしまいます。
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増やし方について
種まき、挿し芽、株分けで増やすことが出来ます。
多年草の種類は、挿し芽で増やすことが出来ます。
時期は、4~6月です。
株元から伸びる充実した茎を切り取って、
2~3節が土に埋まるように挿します。
挿し芽に発根促進剤メネデールを使用することによって、
失敗を防ぐことが出来ます。
薄めたメネデール液に2~3時間浸してから、挿します。
地下にランナーを伸ばす種は、
3月から4月、9月から10月に、株分けでふやすことができます。
病害虫対策について
アブラムシが発生することがあります。
アブラムシが発生したら、オルトランが効きます。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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