コモンスピードウェルは、
10~20cmの花穂をつけます。
葉は細長いです。
茎はあまり上には立たず横に広がります。
地中根で繁殖していく品種です。
グランドカバーにも利用されます。
葉をお茶にして利用できます。
そこで今回は、
コモンスピードウェルの育て方について、
紹介します。
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目次
コモンスピードウェルの花言葉について
スピードウェルとは、
摘み取ると花がすぐに落ちてしまうことにちなんでいます。
アイルランドでは、旅に出る時のお守りとして伝えられてきました。
立ち上がりが少なく、
開花時だけ花茎が立ち上がります。
初夏にライラックブルー花をさかせます。
花言葉は、「忠実」「名誉」です。
コモンスピードウェルの育て方について
土作りの仕方について
一般の草花培養土が利用できます。
腐植質に富んだ弱酸性土を好むので、
苦土石灰を少量混ぜておくとよいです。
⇒苦土石灰
自分で配合する場合は、
赤玉土7、腐葉土3の配合土を使用します。
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植え付け方について
植え付けの時期は、5月~7月です。
堆肥や腐葉土を混ぜて耕してから、
根鉢をくずして植えつけます。
日当りから半日陰で水はけ良く乾燥ぎみに管理します。
水やりの仕方について
鉢植えの場合は、
土の表面がしっかりと乾いたら、
たっぷりと水を与えます。
庭植えの場合は、
根付いてからは、特に水やりの必要はありません。
自然の雨だけで大丈夫です。
肥料の与え方について
庭植え、鉢植えともに、
株のまわりに緩効性肥料(マグアンプ)を置き肥として施します。
ただし、芽が伸びてからの多肥は、
茎が倒れやすくなるので注意します。
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利用の仕方について
乾燥させた葉は緑茶のような香りで、
ハーブティーとして利用できます。
踏み締めに強いため、グラウンドカバーとして使うとよい。
増やし方について
挿し木、株分けの他に、
春か秋の播種でもふやすことができます。
挿し木で増やす場合は、
6月ごろと9月から10月ごろに、花芽でない若い芽の頂芽ざし、
または1節ずつに切り分けた節ざしとします。
水あげしてから鹿沼土に挿し木しましょう。
⇒鹿沼土
また、挿し木に発根促進剤メネデールを使用することによって、
失敗を防ぐことが出来ます。
薄めたメネデール液に2~3時間浸してから、
鹿沼土に挿します。
株分けで増やす場合は、
植えつけ、植え替え時に行います。
種まきで増やす場合は、
4月から5月または9月下旬から10月にまいて、
本葉4~6枚でポットに仮り植えして育てます。
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病害虫対策について
アブラムシがつきやすいので、
発生したら、
ベニカXファインスプレーを散布しましょう。
草花、花木や庭木の幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です。
害虫に対しては速効性と持続性があります(アブラムシで約1カ月)。
病原菌の侵入を防いで病気も防除します。
ウドンコ病やベト病にかかりやすいため、
こまめに株分けして風通しを良くしてやりましょう。
病気になった場合は、
ダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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