ヒソップは、
地中海沿岸に多く分布するハーブで、
毎年花を咲かせる多年草です。
葉が細長くてツヤがあり、
ミントのような清涼感があり、ミツバチが好みます。
ハーブとして以外に、
花がとても美しいことから園芸素材としても利用されています。
そこで今回は、
ヒソップの育て方について、
紹介します。
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目次
ヒソップの花言葉について
ヒソップの花言葉は、
「清潔」「浄化」です。
かつて西洋において、
この植物がけがれを取り除く働きがあるとされ、
神殿などの神聖な場所を清めるのに用いられたことにちなみます。
⇒ヒソップ
ヒソップの育て方について
土づくりの仕方について
ヒソップは水はけがよいアルカリ土壌を好みます。
市販のハーブの土を使用します。
自分で配合する場合は、
赤玉土小粒6、腐葉土3、バーミキュライト1の割合で配合します。
ポイントは水はけをよくすることです。
植えつけ方について
日当り、水はけの良い場所を好みます。
ヒソップの植え付け時期は4月から6月にかけてです。
また、春だけでなく秋にも植えることができます。
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水やりの仕方について
高温多湿に弱いので、
水やりに注意して、特に梅雨時は風通し良く乾燥ぎみに管理します。
鉢植えの場合は、
土の表面が乾いたら、しっかりと水を与えます。
地植えの場合は、
特に水やりの必要はありません。
自然の雨のみで大丈夫です。
肥料の与え方について
肥料は地植えの場合、
植え付ける際に堆肥を混ぜ込んでおき、
追加として5月~6月に粒状の化成肥料を少量株元にばらまきます。
⇒化成肥料
鉢植えのものは5月~6月の間、
液体肥料を1週間に1回程度与えます。
増やし方について
種まきと挿し芽で増やすことが出来ます。
種まきの適期は春3月~5月、秋9月~10月です。
タネは非常に細かいので重ならないように注意して蒔き、
土はかぶせません。
発芽まで土を乾かさないようにし、
芽が出たら混みあった部分を間引いて苗を育てていきます。
本葉が4~5枚になった頃に鉢や庭に植え付けます。
挿し芽の適期は6月~7月です。
今年伸びた枝を10cm前後に切り、
1時間ほど水に挿して吸水させた後、土に挿します。
直射日光の当たらない日陰で乾かさないように管理すると、
2~3週間で根が出て来ます。
挿し芽後1ヶ月くらいし、
根がある程度出ていたら鉢や庭に植え付けます。
挿し芽に発根促進剤メネデールを使用することによって、
失敗を防ぐことが出来ます。
薄めたメネデール液に2~3時間浸してから、挿します。
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使用方法について
生の花や葉はサラダやフルーツにも合います。
ハーブティーには鎮静、去痰作用があり、
風邪や気管支炎に効果があります。
香りの良い精油は高品質の香料として、
オーデコロンなどにも利用されています。
病害虫対策について
特に発生しません。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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