ニーレンベルギアは、
カップ形の真白な花を茎のてっぺんにつけ、
茎は地面についたところから発根してはうように広がります。
その盃状の花の形から「カップフラワー」とも呼ばれ、
多くのガーデナーに人気のお花です。
開花期は、晩春から秋までと長く、
グランドカバーにも最適な丈夫な植物です。
そこで今回は、
ニーレンベルギアの育て方について、
紹介します。
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目次
ニーレンベルギアの花言葉について
ニーレンベルギアの花言葉は、
「心が和む」「楽しい追憶」です。
ニーレンベルギアの育て方について
土づくりの仕方について
ニーレンベルギアは、
水はけのよい土を好みます。
市販の草花用培養土を使用します。
自分で配合する場合は、
赤玉土、腐葉土、ピートモスを5:3:2の割合で混ぜて使用します。
植えつけ方について
日当りと水はけの良い所を好みますが、
暑さに弱く真夏は土も乾いて弱りやすいので、
涼しい半日陰で水を切らさないように管理します。
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水やりの仕方について
土の表面が乾いたら、
しっかりと水を与えます。
肥料の与え方について
春から秋の生育期には、
緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度与えます。
増やし方について
春の株分けや挿し木、
種まきで増やします。
株分けの適期は3月~9月です。
茎を半分くらいに切りつめて掘り上げた株を、
3~4芽が1株となるように切り分け、
それぞれを植え付けます。
挿し木は害虫の付いていない元気な枝を、
先端から5cmほどに切り、水に30分くらいさして吸水させてから、
川砂に挿して根が出るまで乾かさないように管理します。
種まきの場合は、
4月から5月と、9月から10月がタネまき適期です。
覆土は必要ありませんが、タネが水で流れるのを防ぐ目的で覆土する場合は、
ごく薄くタネが少し見えるぐらいにかけましょう。
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病害虫対策について
アブラムシ、ハダニ、ナメクジが発生します。
害虫が発生したら、
オルトランを使用します。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
ナメクジには、
ナメクジバリア粒剤がお勧めです。
その名の通り、ナメクジを寄せ付けない薬剤です。
雨に強く、
ナメクジよけ効果が1.5ヵ月持続します。
直接かければ、退治することもできます。
以前も使用していましたが、
使い勝手がよく効き目があっていいですよ。
また、
6月から9月の高温期に過湿にすると、立枯病が発生します。
予防のため、ダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
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