エニシダは常緑または落葉性の低木で、
ヨーロッパ、北アフリカ、カナリア諸島、アジアに分布します。
乾燥地で無駄に水分が奪われないよう葉は小さく、
その分、緑色の枝でも光合成が行われます。
生長しても2~3m程度と大きくなり過ぎず、
庭植えで管理しやすい花木です。
枝を枝垂れさせるように広げる独特な樹形をしているので、
花が咲いていない時期も存在感があります。
枝垂れる枝にマメ科特有の蝶形花をたくさんつけます。
そこで今回は、
エニシダの育て方について、
紹介します。
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目次
エニシダの花言葉について
エニシダの花言葉は、
『謙遜』『卑下』『清楚』『清潔』『豊穣』です。
エニシダの枝を束ねて、
ホウキを作っていたことにちなんで付けられたそうですよ。
⇒エニシダ
エニシダの育て方について
土づくりの仕方について
中性から酸性で、
水はけの良い土が適しています。
自分で作る場合は、
赤玉土(中粒)2、日向土(小粒)2に、
完熟腐葉土または堆肥を1の比率で混ぜたものなどを使います。
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植えつけ方について
適期は3月中旬~4月です。
根を動かさないように植え付け、
日当り、水はけの良い場所で風通しを良くして、
乾かしぎみに管理します。
また、エニシダが枯れた場合は、
土壌伝染性の病気や連作障害を避けるために、
同じ場所には植えつけないようにします。
水やりの仕方について
地植えの場合は、
根付いてからは特に水やりの必要はありません。
鉢植えの場合は、
表土が乾いたら、鉢底から水が出てくるくらい
たっぷりと水を与えます。
肥料の与え方について
エニシダは痩せ地でも育つ強健な植物です。
特に追肥の必要はありません。
鉢植えのエニシダは2~3月、
開花前に緩効性肥料を施します。
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増やし方について
挿し木と種まきで増やすことが出来ます。
挿し木の時期は7~9月です。
伸びた新梢を5~10cmの長さに切って穂木とし、
水あげ後、清潔な土にさします。
挿し木後は直射日光を避けた明るい場所で管理します。
また、挿し木に発根促進剤メネデールを使用することによって、
失敗を防ぐことが出来ます。
薄めたメネデール液に2~3時間浸してから、
鹿沼土に挿します。
種まきの場合は、
10月に黒く熟したさやからタネを採取して保存し、
翌年3月中旬から下旬にまいて2~3mm覆土します。
タネは硬実種子なので、
80℃のお湯に約30分浸してからまくと発芽しやすくなります。
病害虫対策について
アブラムシが発生することがあります。
発生したら、
ベニカXファインスプレーを散布しましょう。
草花、花木や庭木の幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です。
害虫に対しては速効性と持続性があります(アブラムシで約1カ月)。
病原菌の侵入を防いで病気も防除します。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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