宿根カスミソウは、
一年草の一重咲きのカスミソウよりも、
花が小さい八重咲きです。
花束やフラワーアレンジメントの添え花として人気があります。
枝分かれして大きく広がって咲く性質があります。
そこで今回は、
宿根カスミソウの育て方について、
紹介します。
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目次
宿根カスミソウの花言葉について
宿根カスミソウの花言葉は、
「人の魅力を引き出す」「切なる願い」です。
赤いバラやカーネーションなどの印象の強い花と組み合わせると、
ボリュームアップして、
花の美しさがいっそう引き立つことからつけられています。
宿根カスミソウの育て方について
土づくりの仕方について
市販の草花用培養土を使用します。
自分で配合する場合は、
赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、軽石砂を6:3:1程度に混ぜて使用します。
また、庭の土を使用する場合は、
腐葉土(又はバーク堆肥)と有機質肥料を入れ、苦土石灰を混ぜ込みます。
草花用培養土は、酸性土壌を嫌いますので、
苦土石灰を混ぜてやや浅めに植えつけます。
⇒苦土石灰
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植えつけ方について
植えつけの時期は、
10~11月です。
株張りが良いので、
株間は30cmほどあけます。
日当たりと水はけが良いところに植えます。
水やりの仕方について
宿根カスミソウは、過湿に弱いです。
土の表面が乾いたら、
しっかりとみ水を与えます。
肥料の与え方について
草花培養土を使用した場合は、
最初に元肥が入っているので、
春になったら追肥として液肥を2週間に1回程度施します。
自分で配合した場合は、
元肥として、緩効性肥料を混ぜ込んでおきます。
その後は、春になったら追肥として液肥を2週間に1回程度施します。
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増やし方について
挿し芽で増やします。
6月ごろに、
枝の先端を7~8cmの長さに切り取って挿し木します。
挿し芽に発根促進剤メネデールを使用することによって、
失敗を防ぐことが出来ます。
薄めたメネデール液に2~3時間浸してから、挿します。
病害虫対策について
アブラムシやウドンコ病が発生することがあります。
害虫が発生したら、オルトランが効きます。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
うどん粉病には、
予防のため、ダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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