日本で主に園芸用として流通しているネメシアは、
2〜3種類で、一年草タイプと宿根草タイプがあります。
日本で古くから愛されてきたのは、一年草のネメシアです。
秋に種まきして4〜5月に開花、
暑さに耐えられずに枯死してしまう短命なライフサイクルです。
黄、青、白などの鮮やかな花を咲かせます。
そこで今回は、
ネメシアの育て方について方法について、
紹介します。
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ネメシアの花言葉について
ネメシアの花言葉は、
「包容力」「正直」です。
可愛い小花が無邪気に集まってふんわりと咲く姿から、
イメージされて付けられたそうです。
⇒ネメシア
ネメシアの育て方について
土づくりの仕方について
水はけが良い土が適しています。
草花用の培養土でも問題ありません。
庭の土を利用する場合は、
植え付けの3〜4週間前に苦土石灰を散布し、
よく耕しておきます。
さらに植え付けの約2週間前に腐葉土や堆肥、
緩効性肥料を混ぜ込んで、よく耕してください。
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植えつけ方について
植えつけの時期は、3~4月です。
日当りと水はけの良い場所を好み、
多湿を避けて風通しの良い所で管理します。
雨で花が傷むので、多雨時は雨除けをしてやると良いでしょう。
水やりの仕方について
鉢植えの場合は、
土の表面が乾いたら、しっかりと水を与えます。
地植えの場合は、根付いたら水やりの必要はありません。
自然の雨のみで大丈夫です。
肥料の与え方について
庭植えの場合は、
植えつけ時に緩効性化成肥料を元肥として施せば、
追肥の必要はありません。
夏越しさせた株には、
9月から10月に緩効性化成肥料を追肥します。
鉢植えの場合は、
9月から10月と3月から6月の間に、
薄めの液体肥料を2週間に1回施します。
濃い肥料を施すと、根が傷むので注意します。
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増やし方について
種まきと挿し木で増やします。
種播きは9~10月で冬は室内の窓辺で管理し、
3月下旬以降に定植します。
さし木の適期は、
3月から6月、9月から10月です。
葉をつけて2~3節に切った茎を、
肥料分の少ない清潔な用土にさします。
3週間程度で、移植できる株に育ちます。
挿し芽に発根促進剤メネデールを使用することによって、
失敗を防ぐことが出来ます。
薄めたメネデール液に2~3時間浸してから、挿します。
病害虫対策について
アブラムシが発生することがあります。
害虫がが発生したら、
オルトランを使用します。
2つの浸透移行性殺虫成分が植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る効果が持続します。
葉の裏・土の中など、直接殺虫剤がかかりにくいところにいる害虫も、
効果的に退治します。
土にばらまくだけで植物に吸収され、
植物全体を害虫から守る予防的効果が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。
灰色かび病、ウイルス病が発生することがあります。
予防のため、ダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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