コキアは、細かく枝分かれし、
ふんわりとした炎状に茂ります。
初夏は青々としたさわやかな緑が、
秋には鮮やかな紅葉が楽しめます。
夏になると小さな花をたくさん咲かせ、
暑い季節の癒やしになってくれます。
秋には真赤に紅葉し、
カラーリーフプラントとして活躍します。
そこで今回は、
コキアの育て方について紹介します。
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目次
コキアの花言葉について
コキアの花言葉は、
「恵まれた生活」、「夫婦円満」、「私はあなたに打ち明けます」です。
ふんわりとした球状の草姿がユニークで、
秋に赤く紅葉するところも魅力の一つです。
⇒コキア
コキアの育て方について
土づくりの仕方について
市販の草花培養土を使用します。
お庭に植える場合は、
庭土に堆肥を2割くらいの割合で混ぜ込みます。
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植えつけ方について
コキアは日当たりと風通しの良い場所を好みます。
日光が足りないと生育状態が悪くなります。
植え付けはあまり根を動かさないように注意しながら、
なるべく小さいうちに行いましょう。
コキアは移植を嫌います。
水やりの仕方について
過湿にならないよう気を付けます。
鉢植えの場合は、
土の表面がしっかりと乾いたら、
たっぷりと水を与えます。
庭植えの場合は、
特に水やりの必要はありません。
肥料の与え方について
肥料はあまり必要としません。
逆に、窒素肥料が多すぎると、
コキアの樹形が乱れてしまいます。
6月から8月に月1回ほど、
固形油粕を置き肥をします。
⇒固形油粕
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増やし方について
挿し芽と種まきで増やすことが出来ますが、
挿し芽はお勧めしません。
挿し芽で増やすと、樹形が整いません。
10月下旬頃には枯れはじめますので、
紅葉を過ぎて、葉が茶色くなったら、種を採取します。
新聞紙の上で、
根元から切り取った株を紙の上で振るか、
軽くたたき、種を落とします。
こうすることで、ゴマよりも小さい種がたくさん採取できます。
種まきは4~5月に行います。
6月から8月の高温長日期に盛んに成長し、
8月下旬以降は花芽が多くなって伸長はほとんど止まります。
晩秋にはタネが実り、株は枯れます。
場所によっては、こぼれダネから自然に芽生えて毎年生育します。
利用の仕方について
コキアは、ほうきとして利用できます。
8月下旬ごろに刈り取って陰干しし、ほうきとして使用します。
コキアの枝はまっすぐに伸び、
細かく枝分かれしています。
束ねて結び、柄につけ、形を整えるだけで立派なほうきになります。
自分で作った愛着のあるコキアのほうきで、
お掃除する体験も楽しいものですよ。
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病害虫対策について
害虫はほとんど発生しませんが、
日当たりが悪いと灰色かび病が発生することがあります。
発生したらダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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