インパチェンスは、
半日陰に彩りを添えてくれる花です。
北向きの玄関や日陰の花壇、ビルの間のスペースなど、
日当たりの悪い場所でもよく育ちます。
咲き方や色も豊富で、
ガーデニングでも人気があります。
そこで今回は、
インパチェンスの育て方について、
紹介します。
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目次
インパチェンスの花言葉について
インパチェンスの花言葉は、
「短気」「私に触れないで」です。
花言葉の由来は、
熟した実に触れると、
すぐ弾けることからつけられています。
インパチェンスの育て方について
土づくりについて
インパチェンスは、
水はけのよい土を好みます。
市販の草花用培養土などを利用し、
さらに牛ふん堆肥を1割ほど加えます。
また、連作を避け、
半日陰で風通しのよい場所に植えます。
根にコブを作るネマトーダが付きやすいので、
被害を避けるために、
必ず新しい配合土を使って植えましょう。
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植えつけ方について
植えつける時期は、5~7月です
インパチェンスは耐寒性が弱く、
日本では1年草として扱われていることから、
基本的に植え替えはしません。
植え替えを避けるために、最初に苗を植える段階で、
少し大きめの鉢を選ぶことをおすすめします。
水やりの仕方について
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るほど、
たっぷりと水やりします。
ただし、
インパチェンスの花に水がかかってしまうと、
花が散ってしまいますので、
水やりの際には注意が必要です。
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肥料の与え方について
インパチェンスを育てるときは、
肥料は1カ月に1回または2回ほど、
1000倍液肥を与えます。
チッ素肥料が多いと、
花つきが悪いうえ病気になりやすいので注意しましょう。
増やし方について
インパチェンスの増やし方は、
挿し木が一般的です。
適した時期は、
5月から7月頃です。
葉っぱが5枚くらい付いた状態で枝の先の方を摘み取り、
下葉を1枚落としたら挿し木用の土に挿します。
たっぷりと水やりをして日陰で管理すると、
1週間から2週間ほどで発根します。
根っこが出たら鉢上げしましょう。
また、挿し木に発根促進剤メネデールを使用することによって、
失敗を防ぐことが出来ます。
薄めたメネデール液に2~3時間浸してから、
鹿沼土に挿します。
病害虫対策について
アブラムシやハダニが付きやすいです。
ハダニは葉の裏に付くので、よく観察するようにしましょう。
発生したら、
ベニカXファインスプレーを散布しましょう。
草花、花木や庭木の幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です。
害虫に対しては速効性と持続性があります(アブラムシで約1カ月)。
病原菌の侵入を防いで病気も防除します。
また、多湿になると灰色かび病がよく発生します。
発生したらダコニールで対処しましょう。
広範囲の病気に防除効果がある、
総合殺菌剤です。
ダコニールに対する耐性事例が見つかっていませんので、
お勧めの農薬になります。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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