ココスヤシはヤシ類の中でも、
特に耐寒性が強いタイプになります。
真冬は、-8℃でも異常がなく、
-20℃でも枯死しないと言われています。
ヤタイヤシとブラジルヤシの雑種がココスヤシです。
日本でも育てれる種類ですので、
チャレンジしてみてはいかがですか。
そこで今回は、
ココスヤシの育て方について
肥料の与え方・剪定方法・増やし方・病害虫対策など、
元気に育てるコツを紹介します。
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目次
ココスヤシの育て方について
ココスヤシの土づくりについて
ココスヤシは、水はけのよい土を好みます。
自分で配合するならば、
赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜたものを使用しましょう。
市販されている、観葉植物の土でしたら、
そのまま使用できるのでお勧めです。
ココスヤシの植替えの仕方について
植え付け適期は一般地で5月以降なので
路地植えのココスヤシはダイナミックで迫力があります。
ココスヤシは日光を好む観葉植物なので、
一年を通して日の良く当たる場所で育てると元気に生育します。
耐陰性もあるので室内でも生育可能ですが、
あまり日に当てないと葉だけが間延びして、
幹の下の部分がなかなか育たなくなってしまいます。
ココスヤシの肥料の与え方について
ココスヤシは、案外どんな場所でも育つ適応力に長けた植物です。
霜雪にも強いですが、その分冬期をしのぐために力を使うので、
年に1回、施肥をしましょう。
根元から半径1m前後の所を幹を中心に円形に掘ります。
または、4か所幹を挟んで十字に穴を掘っても良いです。
1本当り10kgの鶏ふん(1m以下の苗木なら半分)を入れて、
埋め戻しましょう。
肥料をあげるととても元気になります。
ココスヤシの水やりの仕方について
ココスヤシは、植え付け後たっぷりと水遣りをします。
植え付けたばかりのものは、それほど根が張っていませんから
降雨のない日が続けば水遣りが必要となります。
たっぷりと、水がしみ込んだらまた与える
というのを数回繰り返し、1日1回の水遣りとします。
地植えすると、水やりも夏場の乾燥時以外は必要ありません。
来年からはほったらかしで大丈夫です。
鉢植えの場合は、
11月の中下旬〜翌年の5月までは水を少なめにします。
土が中までしっかりと乾いてから与えるようにしてください。
6月〜9月中旬までは生育期に当たるため水を多めにします。
土の表面が乾いたら水を与えるのがおすすめです。
ココスヤシの剪定の仕方について
もし、枯れかけた痛んだ葉がある場合は、
完全に枯れてから切りましょう。
ココスヤシの増やし方について
ヤシ類は乾燥した状態だと、
発芽力が無くなるので発芽は難しく成ります。
去年にタネをそのまま乾燥させていたタネなら、
まず発芽しないでしょう。
なので成るべく早く完熟した実を洗って果肉を落として、
すぐに播き冬の間は室内で乾燥させないように注意します。
ラップなどで覆うと良いでしょう。
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ココスヤシの病害虫対策について
ココスヤシの害虫対策について
使用する道具
カイガラムシ
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⇒カイガラムシの退治・駆除・予防の仕方について 農薬を使用しない方法や効果的な農薬・おすすめの方法を紹介します
アブラムシ
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ハダニ
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ココスヤシの病気対策について
使用する道具
炭疽病
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⇒炭疽病(たんそびょう)の原因や症状について 感染前の予防方法・お勧めの治療方法(農薬)について紹介します
すす病
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⇒すす病の原因や症状について 感染前の予防方法・お勧めの治療方法(農薬)について紹介します
まとめ
雌雄異株なので受粉するとたくさん実がなります。
ココスヤシの実は9月頃に結実します。
卓球ボールくらいの小さな実ができ、
近くにいくと甘い芳香がするので、すぐに結実しているのが分かります。
その実は甘くて食べることも可能です。
最後に
最後までご覧いただき、
有難うございます。
その他のお花の育て方も、
紹介していますので、参考にしてみてください。
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